令和7年 鏡開き及び初稽古レポート
令和7年1月12日、13日の二日間、創心館宇城空手実践塾の鏡開き及び初稽古が淡路総本部道場にて行われた。
初日は、「古事記」の冒頭に登場する日本を創造した神、伊弉諾尊が起こしたとされる日本最古の神社、淡路島の伊弉諾神宮を参拝し、宇城館長、榎本麻子師範、宇城拓治師範及び各支部代表一同でご祈祷を受けた。

参拝後の新年式においては、宇城館長から今年一年のテーマとして「受けて立つ」という指針が示された。「頭でどうしようかな、と考えていたのでは遅い。何事においても、まずは受けてたつ。そのためには、それを受けるだけの器がなければならない。器がなければそこで自分の課題に向き合う。そうして自分自身を高めていく。」
宇城館長はこのように述べ、塾生一同が飛躍の年になることを願い年初の挨拶を行った。
二日目の初稽古において宇城館長は、今までの常識、力の概念ではあり得ない様々な実証を通して、目に見えないエネルギーを目に見える形で指導した。そのエネルギーこそ、今の停滞する、そして劣化する一方の日本を再生するエネルギーであることを説いた。
基本分解組手「腕受け・投げ」の稽古では、腕受けでのゼロ化、突きにおけるゼロ化の実践を館長自ら示し、基本の中にこそ自由組手に繋がるエネルギーがあることを指導した。

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