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宇城空手の攻撃の威力 メリケンサックでの検証〈その2〉

鉄を打つ検証のその2です。

メリケンサックの上に第三者が手を置いているところを突いていきます。


塾生がやると手を置いた人に激痛が走ります。

骨折をしかねない状況です。


しかし、この状況で私が打つと、

第三者に痛みはまったくなく、かつ5人の列は、①の検証時と同じように、

後ろへ吹き飛ばされています。


まさに威力が後ろまで貫通していることが分かります。

 




この検証は、稽古したり試したりすることはできません。

なぜなら、確実に第三者に怪我をさせてしまうからです。

 

しかしなぜそれが「できる」のか。

そこにある真実とは何でしょうか。

 

そこにあるのは対立・衝突の世界ではなく、調和・融合する世界です。

すなわちゼロ化の世界です。


相手へのゼロ化は相手を無力化すること、自分のゼロ化は何事もとらわれずに

自由自在になること。このゼロ化がこの世界を可能にするのです。


それは今の対立の世界の延長上にはない世界です。

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