新刊『子育ての「新常識」』に寄せて
- chiba
- 7 日前
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「なぜ私たちは進展しながら自滅に向かうのか」という問いを突きつけられています。
歴史を見ても明らかなように、戦争は今も繰り返され続いています。
まさに時代は、時間は進みながら、またあらゆるものが進展しているかのように見えながら、実は自滅に向かっているのです。
そのことは、異常気象、経済格差、戦争などを見ても分かります。
ところでこの問題は実はもっと身近なところでも起きているのです。
それは、大人8人のスクラムを、大人は崩せないのに、子どもは崩せる、という宇城塾でよくやっている実証事例が示しています。
この事実は、日本はもちろんヨーロッパでも同じことが起きています。
圧倒的に力の強い大人がスクラムを崩せず、力が大人より劣るはずの子どもが崩せているという事実。

この構図 【子どもができて】 → 【大人ができない】
は、まさに進展しながら自滅していることを示しています。

この要因はどこからくるのか。それは子どもと大人の「力」のあり方にあります。
それは、子どもにあって → 大人にないもの = 調和力。これに対し、大人にあるのが、対立力(今の常識にある力)です。
すなわち「調和力と対立力」の差です。
今回の新刊『子育ての新常識』においては、この子どもが元々持っている調和力を維持、発展させる方法を実践、体験しながら、身体を通して身につけられるようになっています。
まさに「知の入り口を身体にする」ということです。
自転車に乗るのと同じで、身体で身についたものは一生忘れません。
身につけた調和力は、今の常識の力から脱し、エネルギーを産む人間性を育てます。
まさに未来の希望です。
本書は、未来の希望となる子供を進化させる輪を、一人でも多くの人に共感してもらいながら、広めていける教科書だと思っています。



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