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第2回宇城杯レポート

  • mizunocchi
  • 9 時間前
  • 読了時間: 17分

 

2025年10月19日(日)第2回宇城杯がエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)にて開催された。

 

創心館宇城空手大阪・東京・東海・福岡支部で学ぶ子ども達と父兄が参加し、各支部の塾生・道塾生の見学者を含め総勢約150名の関係者が集った。

 

開催に先立ち宇城館長は「政治情勢や経済状況の悪化・医療への信頼性の著しい低下・人工知能の急速な発展などにより社会不安は増しています。その中にあって宇城空手は人間性をもとに、人にエネルギーを与えるシステムを構築しています。そのエネルギーを持って世の中を変えていける人に成長してほしいと思います。」と述べた。


【宇城館長あいさつ】
【宇城館長あいさつ】

 

出場者(総勢23名)は段・級に応じて 分かれ、三本移動、型の順に演武し、休憩を挟んで分解組手を行った。


【演武前の全体での稽古】
【演武前の全体での稽古】





【三本移動組手】
【三本移動組手】



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【型の演武】
【型の演武】



【最優秀賞受賞者の分解組手】
【最優秀賞受賞者の分解組手】


子どもの演武終了後、前年度最優秀賞受賞者・榎本麻子師範・宇城拓治師範による模範演武が行われた。




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【前年度最優秀賞受賞者の模範演武】
【前年度最優秀賞受賞者の模範演武】



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【宇城拓治師範の模範演武】
【宇城拓治師範の模範演武】



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【榎本師範の模範演武】
【榎本師範の模範演武】

 

表彰式では、最優秀賞1名、優秀賞2名、特別賞3名が選ばれ、宇城館長は「みんなの演武は素晴らしく、みんなに賞を与えたかった。未来を見据えた評価を心がけ採点させてもらいました。この結果に囚われることなく、今に満足せずにさらに精進して行ってもらいたい。」と講評した。



 【第2回 宇城杯 表彰式】
 【第2回 宇城杯 表彰式】


 

 演武会終了後、宇城館長は「大人は人間本来の力が1%も出ていない。目に見えない力に気づかないと、進化しながら滅亡していくだけある。」と述べ、参加者と子どもを交えた講習会を行った。



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まずは、椅子が高く積み上げられた台車に宇城館長が気をかけると、大人がその台車を押せなかったり、引っ張られたりすることで大人は目に見えない力が分かっていないことを検証された。

 

次いで、大人が縦1列に10人ぐらい並び、その列を「子どもは押せるが大人は押せない」という検証に移った。

大人は列を押せないが、小さな子供は、相手に触れないでもその列を押すことができた。

 

また「中高生になると知識優先となり、列を押せなくなってくる。しかし宇城空手の型の中には子どもの能力を維持・存続させるシステムがある。」と言われ、数人の中高生の子どもに列を押させ、押すことができなくても型をすることにより押すことができるようになることを実証した。

 

宇城館長は「大人は対立が邪魔をし、子供は調和することで目に見えない力を発揮できる。既に目に見えないものの時代が来ている。日本は心の砂漠になっているので、子どもたちには心のオアシスになって行ってほしい。」と述べて講習会を終えた。

 

第1回宇城杯が子ども同士の「互いに刺激し合う場」であったものが、一年を経た第2回宇城杯は「互いにつながりあった場」となり子どもたち自らが成長を求め、新たな課題を見つける機会となり、また大人にとっても宇城空手のシステムが先天的な才能を維持し存続することができることを学ばせてもらえる機会となった。

 

父兄、子どもそして塾生各々が新たな気づきと共に会場を後にした。



 【集合写真】
 【集合写真】


 感想文

●大阪 16歳 SE(最優秀賞受賞者)

 

今回の宇城杯では、最優秀賞をいただき非常に嬉しく思います。

また、今回も淡路子供合宿に引き続き様々な支部からの人たちの空手が見れて刺激を受けることができました。開始前は緊張していましたが、ウォームアップの時に声出しさせてもらってすこしは集中することができました。

 今回の気づきとしては、ウォームアップや本番中を通して会場が滑りにくく足が引っかかってしまうことがあり、やりにくいなと思っていたのですが、師範たちの模範演武などを見ていると、全く関係なくしていたのを見て、少し床のせいのしていたのを改めて、自分が稽古不足なんだなと思いました。みんな型や分解組手に勢いや元気がありその上で力が抜けていて、対して自分は失敗しないよう意識してしまっていたりしてた節があるので集中するとは、こういうことなのだと思わされました。特に優秀賞に選ばれたSさんやTさんの空手を見てその柔らかさや伸びなど、真似したいところは山ほどあってすごく勉強になりました。

宇城先生のご指導では、いつもの子どもと大人、大人+子どもの検証の場面ではいつものことでありながらも子供(素直な人)の力の大きさにとても驚かされました。またいつもは、大人の塾生の方々がすごい勢いで動いている連なりを外から見ているだけでしたが子供達だけで体験させてもらうと、想像以上の勢いで本当にしっかりとつかまっていないとふっとばされてしまうような感覚があって今までにない感覚でした。次のこういう機会の時は今回とった賞に恥じないような空手を見せたいと共に普段の生活から見直していきたいと思います。

今回はこのような誇れる賞をいただきありがとうございました。

 

●大阪 18歳 ME 前年度最優秀賞受賞者(模範演武者)

 

第二回の宇城杯において、私は「何に向き合うべきかを考える」、そして「周りの目の存在」について大きな変化を感じた。第二回宇城杯から約一週間が経ちこうして感想文を綴っている今でも、宇城杯の前夜からとてつもなく緊張していたのを覚えている。なぜあれほどまでに緊張していたのか。当時の私はその理由を言葉で明確に表現できなかった。しかし、宇城先生の「自分をかっこよく見せようとしなくていい。普段の、ありのままを発揮しなさい」というお言葉によって私は我に返った。私は無意識に、自然体ではなく「周りの目」を気にして自分を偽ってでも私が思う理想の姿を演じようとしていたのだと気づいた。実力も伴っていないのに形だけを真似ては、自分の力を全く発揮できない状況に自らの身を置くことになる。何年も審査会などで人前に立ってきたにもかかわらずなぜ毎回こうも周りの目を気にしてしまうのか。不甲斐ない気持ちであふれた。だが、そんな気持ちで挑んでも仕方が無い。切り替えて、私のいつも通りの 100%を出し切ろうと思い、一人で集中できる場所を見つけ、ひたすらに五つの型を繰り返し行った。集中したら、いつもの稽古場の景色が浮かび、深海を潜っているような感覚に包まれた。何に向き合うべきか、それは『自分を 100%発揮すること』。このことが自身のなかで明確になったことで緊張はゼロになった。と、同時に、「緊張がゼロになるのは、それはそれで不気味である」と感じた。なぜそう感じたのか考えるうちに「周りの目があるからこそ、良い意味での緊張感を保ち行動できる。だからこそ普段、無意識にサボったり気を抜いたりするところが無意識にきちんとするようになる」ということに気づいた。当たり前のような事なのかもしれないが、私にとっては大きな気づきであった。私は普段から何に対してもすぐ緊張するタイプ、それも人の何倍も緊張するタイプだ。もっと出来たな、と思うことが多々あった。そのときに毎回「なんでこんなに緊張してしまうのだろう。どうすれば緊張しなくなるだろう」などと思っていた。だが今は「そんな風に思わなくて良い、緊張をも自分の糧に変換できたらさらにすばらしい自分の力を発揮できるのだから」、そう思うことが出来るようになった。そんな中で行ったクーサンクー。普段通りを 100%出し切ることが出来た。さらに宇城杯の翌週の宮田道場での稽古にて、榎本師範が「自分を 100%発揮できる力も大切」とおっしゃっていた。私は今回学んだ、「ありのままを 100%発揮する」「何に向き合うべきか」、そして「周りの目」、この大切な三つの存在を次の場でも活かしていきたい。 最後に、第二回宇城杯という素晴らしい場を創り上げてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。

 

●東海 13歳 RW

 

始めはどうしても緊張が勝ってしまって、うまくできるか不安でしたが、最初の練習で大勢の皆の迫力を身体に受けて気合いが入りました。他の人の空手をまじまじと見れる機会は少なく、とても貴重な体験です。大阪の人たちは瞬発が凄いと思いました。 師範たちの模範演武を見て、形が綺麗で、一発一発が凄く重いなと思いました。 普段、型をつい流れでやってしまいます。師範達の型を見ると、自分は気迫が全然足りないなと思いました。一つ一つ真剣に丁寧にやろうと思いました。

 宇城空手をやってきて、私は一貫性のある大人になりたいと思いました。空手でも、 ためらうと出来なかったり、宇城先生の話などでも、意見や行動が一致して一貫性のある人は、国を引っ張っていっていける人だとのこと。自分の意志を最後まで通すのは大事だと思います。 宇城杯の後の稽古で、拓治先生に、あれをいつもの練習で出してほしいと言われて、そのとおりだなと思いました。 普段の練習に手を抜いているわけではないけど、大勢の仲間と一緒に宇城先生や師範達に見て貰うと、いつも以上に気合いが入ります。宇城杯の事を思い出して、いつもの練習でも本番のような力を発揮できるようにしようと思います。

 

●福岡 17歳 IS

 

宇城先生、榎本師範、拓治師範、宇城杯を開催してくださりありがとうございました。 また、企画、準備や後片付けなど関わってくださった皆さんありがとうございました。 最初のウォーミングアップでは、自分の中での成長を感じることができました。去年ウォーミングアップをしたときは自分だけが周りのスピードについていけませんでした。しかし今年は去年に比べれば他の支部の人たちについていけたと思います。基本をした後のみんなで型をしたときにはみんながそろっていたし、きれいでスピードもあったので凄いと思いました。本番になり、いろんな支部の人たちが三本移動・三本移動組手・分解・型をしているのを見てとても勉強になりました。私の番がきて、最初は少し緊張していました。実際に私の番になるといつものようにはいきませんでした。 三本移動組手のときに焦ってしまったり、型ではよろけてしまうという場面がありました。これは福岡での審査会で言われたことや淡路子供合宿で言われたことがまだ身についていないことが分かったと同時に自分の未熟さを知れる良い機会ともなりました。

 今回特に印象に残っているのは、師範模範演武です。拓治師範の分解組手は相手の人が飛んでいてとても勉強になりました。榎本師範の分解の時は師範の真後ろに近いところに座っていましたが、守られてるという感じと安心感がありました。拓治師範と榎本師範は中心がぶれておらず、瞬発もあり、安定感もありました。

 成績発表では、優秀賞をもらうことができました。今年の宇城杯より来年の宇城杯 では成長した姿を見てもらえるように稽古を頑張ります。

宇城先生のご指導では、大人になるにつれて列を押すのが難しくなっていくことが 分かりました。列を押せなかった人も三戦をすると押せるようになっていたのを見て改めて型は大事だと思いました。また、基本も大事だと思いました。 先生が触れずに倒すのを第一回宇城杯の最優秀賞を受賞されたEさんは同 じ様に触れずに倒すことができているのを見て自分もいつかはできるようになりたい と思いました。

 宇城先生、榎本師範、拓治師範、宇城杯に参加させてくださりありがとうございました。また、学ぶ場を与えてくださりありがとうございました。

 

●福岡 IS(出場者の母親)

 

第2回宇城杯に娘を出場させていただき、ありがとうございました。 今回、優秀賞をいただけた事に親子共々大変驚きました。両師範に直接のご指導をいただいている子供達の演武が清々しい程に素晴らしいものだったからなのですが、宇城先生が講評の中で仰った審査基準が、「上手いからではなく、変化できる可能性」であった事をお聞きして、腑に落ちる所がありました。娘は、福岡実践塾の審査会後のご指導で、先生よりサンチンの型と姿勢を直していただいた後、直していただいた部分が自分に馴染み、当たり前になるようにひとり稽古を続けていました。この変化に向かう行動ができ、変化への可能性があると見てくださっている事が、本当に有難く喜ばしく思いました。そして受賞しても調子にのらないようにしないといけな いと本人が言うように、憧れと目標の姿を見せてくださる麻那さんや、その先にいらっしゃる榎本師範、拓治師範、宇城先生が変化、成長し続ける姿でもって、人の生き方をも示し導いてくださる事にも感謝です。 模範演武では、型が組手の一部であり、確実に実戦で使える威力のあるものだということがよくわかる素晴らしいものを見せていただきました。心に留めて稽古に活かしたいと思います。 子供達と大人にも希望を示す宇城杯を設けてくださった両師範、宇城先生、誠にあり がとうございました。

 

●大阪 16歳 HT

 

今回の宇城杯で、私はこれまでの空手で培ってきたものを出し切れたと思います。最初すごく緊張していたのですが、今回はその緊張もものにし、より集中力を高めることに繋がったと思います。

去年の宇城杯から今年までで、私は宇城空手の原点である「自分を守ること」をすごく意識して稽古していました。例えば基本でも、それぞれの動きに必ず最初に自分を守る動作が入っているので、そこを早くすること、型でも動きの意味を考えて一つ一つ自分を守ること、これらを意識することで、自分でも空手が上達したのではないかと少し思えるようになりました。

普段の稽古で、榎本先生が「先を取る」ということを教えてくださりました。それも意識して、分解組手でも相手の先を取り、自分を最大限守れるように相手に入ることを研究しました。それが宇城杯当日発揮でき、よい型や分解組手ができたと思います。

その結果、優秀賞をいただきました。これで2年連続優秀賞をいただいたので、この結果に満足せず次は最優秀賞が取れるよう、自分の空手を更に見つめ直し、基本から組手までより磨きをかけて稽古していきます。

 

●東京 10歳 SH

 

宇城杯に参加させてくれてありがとうございます。

 8級になれて、参加できたので嬉しいです。

自分は、賞は取れないと思っていました。ですが、お父さんに宇城杯はちゃんといつもどうりにしたらいいと言われたので、自分にとっての普通にやったら、型は上手くいきました。ですが、分解は上手くいかなかったです。なので、お父さんと空手の練習をするときは、分解を中心にやりたいと思います。

前回は見ているだけだったので、じっさいにやると全然ちがいました。自分にとって、いい経験になったとおもいました。

特別賞のときに名前が呼ばれてびっくりしましたが、とてもうれしくて、やったーとおもいました。 それは、審査員の方々のおかげでもあるので、審査員の方々ありがとうございます。

 

●東京 HH(出場者の父親)

 

この度は第二回宇城杯の開催ありがとうございました。

宇城先生、榎本師範、拓治師範、審査会ご指導ありがとうございました。

去年の審査でSも8級を取得させていただき宇城杯への参加資格を頂き第二回宇城杯に 参加させて頂きました。このような機会を頂き感謝申し上げます。せっかく参加するんであれば、自分自身の中でここまで『できた』といったところまで稽古をしっかり二人で稽古しようと、話して榎本師範からご指導していただいた内容、眼や腰をふらふらしないをしっかりと三本移動・ナイファンチを中心に稽古しました。稽古の中で本人自身が目や腰がどうなっているのか、また、どうすればいいのかが、ピンとくるものがあり、修正が掛かり目と腰がぴったりと定まっていくことを実感できたのではないかと思います。いつも、月一の榎本師範との稽古会で、最も重要なことをご指導して頂き感謝申し上げます。それがなければ、型を通した稽古でフィ ードバックを実感することが出来なかったと思います。ありがとうございました。それと同時に、私の癖、型が小さいところが映っていたのが、消えたことが何より、親として、子供の良さを台無しにしない、できる身体をそのまま伸ばしていく。今まで、映ったものが中々、とれないなと、ずっと気になっていました。直接、大きく型をするようにと稽古したこともありましたが、まったく、変化がありませんでした。三本移動で大きく受けること、足幅をしっかりとることを息子と取り組んできました。その稽古が息子の型を大きくすることに結果として繋がることを息子を通して、実感させて頂きました。

息子の成長を宇城杯で見て、私自身としましては子供は全体で一つの事から展開して、変化していくことができる。自分自身は部分としか捉えられていないから、そういった展開がみえてこない。改めて、子供の成長を見て自分自身ができていないところを教えられました。子供の成長を邪魔しないように、まずは自身の現状を認識して、それを正していく、その姿を示していくことを実践しなければと教えられた宇城杯でした。

今回は拓治師範、榎本師範、Mさんのクーサンクーの演武がありました。型の演武を拝見させていただき、何と言っていいかわかりませんが、眼、姿勢そして瞬発力で型を行うこと、そして呼吸、大切なことを教えて頂いたものと思います。子供たちとの稽古でそこを念頭に稽古していきます。素晴らしい両師範、Mさんの演武ありがとうございました。

その後、宇城先生の講評および体験会は、子供たちが宇城先生の気に触れさせて頂く貴重な機会です。感謝申し上げます。年に数回しかない機会ですので本当にこのような機会を作っていただけることに感謝申し上げます。また、身体の可能性。さらに、それがどうしたら消えていくのか。どうしたら維持できるか。型をすれば相手に入っていけること、大勢を力ではなく押せることを身体を通して、教えていただき感謝申し上げます。言葉より、実証・体験でそのことを示していただけること、子供たちの真剣な目をみると、その本質を捉えることができるんだと思いました。さらに、子供たちの身体にこの貴重な体験が刻み込まれたと思いました。このような一生の宝の体験をさせて頂き感謝申し上げます。

 最後になりましたが、いつも、このようなすばらしい機会を頂き感謝申し上げます。 自身を変化・成長出来るように家族で日常生活を取り組んで参ります。

 

●吉松道場 10歳 KY

 

宇城杯に参加させていただき、ありがとうございました。

 たくさんの人の前でやるのは、今回もきんちょうしましたが、淡路島で仲よくなったお兄さんやお姉さんたちに会えてうれしかったです。

淡路島合宿のときに自分で見つけた課題「腰をしっかり落とすこと」を意識して練習してきたので、本番でも気をつけてできるようにがんばりました。

分解組手では、動きをまちがえないように意識しました。

吉松先生から注意を受けていた「首を出さないようにすること」にも気をつけました。

 ゼロ化すると、力を使わなくてもかんたんに押したり投げたりできることを学びました。

とてもふしぎで、もっと練習して学び、身につけたいと思いました。

これからは自主練ももっとがんばって、お兄さんたちのような黒帯になりたいです。

 特別賞をいただいてとてもうれしかったですが、その結果にまんぞくせず、これからも努力をつづけていきたいです。 ありがとうございました。

 

●吉松道場 JY(出場者の母親)

 

このたびは、第二回宇城杯に参加させていただき、誠にありがとうございました。 子どもたちにとって、日頃の稽古の成果を披露できるとても貴重な機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。

淡路島合宿で一緒だった子どもたちとも久しぶりに会い、緊張の中にも嬉しそうに笑顔で言葉を交わしていました。 仲良くなったお友達やお兄さん・お姉さんたちと再会できたことで、息子も自然と落ち着き、当日の雰囲気を楽しんでいるように見えました。

宇城杯は、勝ち負けを競う場ではなく、日頃の稽古の成果を披露し、他の支部の子どもたちと互いに刺激し合い、学び合う場であると改めて感じました。それぞれの子どもたちが真剣に取り組む姿からは、武道の持つ深い力と、心の成長を強く感じました。 息子もその空気を肌で感じながら、自分なりに一生懸命取り組んでいたと思います。

成績発表では、息子が特別賞をいただきました。 驚きとともに、これまでご指導していただいた先生方への感謝の気持ちで胸が熱くなりました。 この経験を通して、現状に満足することなく、今後の稽古への大きな励みになると感じました。

また、宇城先生からは、「現状に満足せず、未来へとつなげていくこと。 そして、人間は黙っていてもいずれ必ず死を迎える存在であり、『生かされていること』に気づくこと」というお言葉をいただきました。

この言葉は私の心に深く響き、次の世代へ思いを渡していく大人の一人として、より 真剣に自らの成長に努め、日々を大切に生きていこうと強く感じました。

第二回宇城杯を通じて、息子だけでなく私自身にも多くの学びと気づきをいただきま した。 このような貴重な機会を設けてくださった宇城先生、榎本師範、拓治師範、そしてご指導・ご支援くださいました関係者の皆様に、心より深く感謝申し上げます。

 

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