東京体験講習会が開催されました
- chiba
- 7月1日
- 読了時間: 13分
更新日:7月11日
2025年6月29(日)東京、町田市文化交流センターにて、東京体験講習会が開催されました。
遠くは北海道、福岡と、全国から100名が参加しました。

冒頭に放映されたのは、宇城塾長の著書『大人にできて子どもにできないこと』付属のDVD。
子どもが発揮する調和力の映像を用いて、その事実から導き出される真実・真理を丁寧に紹介しています。
約20名の子どもが参加した今回の体験講習会は、DVDにあった事実・真実・真理を実際に目の当たりにし、体験する機会となりました。
かつて「子ども」であった大人が、できなくなっているのはなぜか。
生まれ持った人間力を発揮させるために、また子どもから失わせないために、私たちはどのように日常を過ごしていけばいいのか。
実践を通して、参加者はその問いかけを深めていきます。
写真・映像と参加者の感想を紹介いたします。
●礼で強くなる
「礼」が潜在力を発揮させることを示す検証です。
はじめは押せなかった大人の1列を、
元気よく礼・あいさつをすることで・・・・

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簡単に押していくことができた

座礼の場合。
宇城塾長に正してもらい、座礼をすると・・・・

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背中に大人が乗ることができ、しかも手を上げられる

●子どもにできて大人にできない(スクラム押し)
大人6人ががっちりと組むスクラムを押し崩す検証です。
〈大人の場合〉
力いっぱい押しても、スクラムは崩れません
スクラムの最後尾の人は押す力をまったく感じないと言います

〈子どもの場合〉
スクラムは簡単に崩されてしまう

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女の子が2人で挑戦

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スクラム役の人は、大人が押す時と子どもが押す時に伝わってくる力が全く違うと言います
宇城塾長は、人間が発揮する「パワー」には「力」と「エネルギー」の2つがあることを示しました。
「力」= 対立・衝突 ⇒ 大人
「エネルギー」= 調和・融合 ⇒ 子ども
さらに、子どもの調和力は伝播し、大人にも伝わることが実践で示されました。
お父さんがスクラムを押すが、まったく動かない

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2歳の子どもがお父さんに寄り添うと・・・・

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スクラムは簡単に倒れてしまった

●潜在力を発揮させる「気」(腕相撲)
大人3人を相手にして、子どもが手の甲を机につけたところから始める腕相撲。
子どもに全く勝ち目はないはずですが、宇城塾長に姿勢を正してもらい気を通されると、この腕相撲に勝つことができます。
【動画】子どもによる腕相撲
さらに、人間の潜在力は、年齢も男女も問わないことを示す検証が行なわれました。
女性と男性が「ワン、ツー、スリー!」の掛け声で腕相撲の勝負をします。
通常では女性はまったく勝負になりませんが、塾長に気を通されるとピタッと男性の腕を止め、返していきます。
【動画】女性 VS 男性の腕相撲
「最初、やっぱりぜんぜん歯が立たない……と思いましたが、先生が気を入れてくれたら自然と倒すことができました。同じ力で倒すことができたのが不思議でした」
このほか様々な検証を全員で行ない、身体に「気」が流れていることが潜在力発揮に必須であることを体験していきました。
身体に気を流す「宇城式呼吸法」を学ぶ

参加者の感想
●福岡 11歳 男児
今日はきちょうな体験をさせていただき、ありがとうございます。
いろいろな検証をして、たくさんのことに気づいたし、気のすごさもわかりました。
これからも型をがんばります。ありがとうございました。
●神奈川 70代 男性
パワーに力とエネルギーがある事。
力は分かりやすいが、エネルギーの世界は存在することは理解(どうしても頭での)できても、腑に落とすのはまだまだです。
本日はありがとうございました。次は孫をつれてきたいです。
●東京 高校教員 60代 女性
これからの厳しい世の中を生きていくにあたって、気の世界をうかがいたく、息子と孫(1歳半)と参加しました。
まずはきちんとお箸の持てる子に育ってほしいとの気づきがありました。
いつもありがとうございます。
●千葉 社会保険労務士 40代 男性
変化する時代を生きるための指針をいただけた素晴らしい時間でした。
「いい高校、いい大学、いい就職」というロールモデルを、いまだに追い求めること愚かさに、今一度気づかせていただきました。
詰め込み教育の結果、技術大国であった日本が凋落し、さらに人口減少という未曽有の時代を迎えるにあたり、子どもたちをどう育てていくべきかの道筋が見えた気がします。
AIをはじめとしてすさまじい勢いで進歩するテクノロジーの時代においても、人間性が財産だと説く宇城先生の教えは、事実と真実の先にある真理だと思いました。
●千葉 パート 30代 女性
本日も家族全員で参加させていただきました。
今回は一番下の4歳児が初めて前に出て大人を倒しているのを見て、改めて子供たちの力に驚かされました。
この子たちの20年、30年もっと先の未来のために、私たち大人が何ができるのか、何をするべきなのか、この体験を通して考えたいと思いました。
私自身も前で腕相撲を体験させていただき、子どもたちに見せることができたので、
とても貴重な体験をありがとうございました。
小学5年生 10歳 男児
本日はありがとうございました。
今度はもっと前に出てやりたいです。
もう少ししたら僕も宇城先生のところで習いに行きます。
これからもよろしくお願いします。
小学3年生 8歳 女児
もっとちかくでやりたかったです。
もっともっとやりたかったです。
小学1年生 6歳 女児
押すのが楽しかったです。
またやりたいです。
●カンボジア人の皆さん
クリン・プロス 29歳 日本滞在3年目
初めて参加しました。たくさんの大人が組んだスクラムを倒す女の子の姿に本当にびっくりしました。こんな光景は見たことがありません。人間は生まれながらに完成形とお聞きしました。カンボジアに残してきた娘にもこんな力があるのか、今度試してみたいと思いました。ありがとうございました。また来年も参加したいです。
プレーク ブンリー 31歳 日本滞在6年目
講習会に参加したのは4回目です。
腕相撲はカンボジアでは大人の男の人の遊びです。女の人や子供がしているのは見たことがありません。今日、小さな女の子が3名の男性に勝つところを見て、とても驚きました。子供に筋肉はありませんが、不思議な力が出ていると感じました。筋肉を使ったときは腕が振るえます。今回の子供たちの腕はまったく振るえていませんでした。エネルギーが腕に伝わっている感じがしました。カンボジアではみたことない不思議な経験ができました。ありがとうございました。
ラ・リーチ 30歳 日本滞在3年目
初めて参加しました。子供達と女の子たちは小さいのにすごい力が出せることにびっくりしました。女の子が大勢の大人のスクラムを倒すのを見たら、自分でもできるのかなと思いました。しかし、大人の男性が同じことをしてもスクラムはびくともしないのを見て、私ではできないと思いました。初めて見ることばかりで、あっという間の3時間でした。ありがとうございました。
セム・ソブン 35歳 日本滞在6年目
今回が3回目の体験講習会でした。いつもびっくりすることばかりです。
3時間があっという間でした。もっと見たいと思いました。人を背負って、手を前に開いた時に自分の身体が強くなったと感じました。背中の人の重さが軽くなった気がしました。二人で手を繋いで回ったあとに投げられた最は、何もできませんでした。地面と足が離れたような気がしました。機会があればカンボジアにいる子供達にも是非、宇城先生のメソッドを勉強させたいと思います。
ケム・ミットナー 39歳 日本滞在10年目
今回は4回目の講習会でした。1年ぶりでしたが、今回もとても面白かったです。見たことも聞いたこともない新しい経験ができました。特に小さな女の子が大勢の大人を倒したのを見て、力じゃないエネルギーが本当にあるのだと感じました。私にも3歳の娘がいるのですが子供にこんなにエネルギーがあるとは思ってもいませんでした。今度は娘も連れていきたいと思います。宇城先生にカンボジアに来ていただき、たくさんのカンボジア人に見せてあげたいと思いました。ありがとうございました。
●東京 会社役員 58歳 男性
今回の体験講習会は100名以上の人が参加されていて、始まる前からすごい熱気を感じました。
がっちりとスクラムを組んだ大人の集団を崩す検証が非常に心に残りました。力のありそうな大人の男性がスクラムの前に立ったときに、スクラム全体が倒れないように男性の方に動いていました。その時点で衝突が起きているのがはっきり見えました。もちろん倒すことはできません。子供がスクラムの前に立ってもスクラムはまったく動きません。子供とスクラムが調和しているように見えました。子供がスクラムを押したときは組んでいる男性たちが柔らかく波のように崩れていきました。とても綺麗な光景でした。
自分たちは普段の生活の中で衝突ばかりを繰り返しているのだと感じました。今日から、少しでも衝突を調和に変えていけるように生活を見直したいと思います。貴重な経験をさせていただき誠にありがとうございました。
●東京 50代 女性
3女の妹夫婦と、5女の妹、そして子供達を、実際に体験させることができた事に感謝いたします。
姪は、宇城先生と一緒に行った呼吸法が良かったと申しておりました。
参加されていた方の様子を見ることは、大変勉強になりました。
力で踏ん張る、力で頑張る、痛みを感じないフリなのか鈍いのか、強さを勘違いされているその姿が、私達が受けてきた教育の姿そのものでした。
また、元気に手をあげる子、後に下がってしまう子、子供達の姿もまた勉強になりました。
●千葉 障害者支援員・保育士 30代 男性
子どものエネルギーの強さ、あるいは高さに触れ、とても嬉しく、また楽しい時間でした。
倒される側の大人として実証や、円になって周る実証に参加させていただいた際、 頑なに動かないように踏ん張る大人の姿があり、 それこそが対立を生む「力」であるのに、「そんなに力んでどうなるんだろうか…。 だから子どもの素直さの方がエネルギーが高いのだ。」と体感できました。
とても嬉しい発見でした。
また、伝統と伝承の違いや、気が通り強い身心で居られる文化伝統が壊されているというお話も、 日本中の人が知った方が良い事だと思いました。
呼吸を止めない事、気を抜かないで過ごすこと、日常に起こることをどのように捌くのか、 日々の中でできる稽古としても上記のような発見がありました。
そして「対立」ではなく「調和」のエネルギーを出せるように過ごすこと。
横着な自分を反省し、謙虚で居られるようにしていきたいです。
●会社員 40代 女性
弟が長年、宇城先生のもとで学ばせていただいており、折に触れてその素晴らしさや今の常識をはるかに超えた世界の話を弟から聞いていたので、これがずっと話に聞いていた気の力なのか、と目の前で実演を見ることで、何か答え合わせができたような気がしました。
今回、長年話を聞くばかりだった私が参加しようと思ったきっかけは、自身に子供が生まれたからでした。ですので、今回は弟と夫と1歳の子供と参加させていただきました。
子供はまだ小さく、実演にも参加はしませんでしたが、もう少し大きいくらいのお子さまの実演を見て、あらためて自分たちもこのようにものすごい可能性を持った存在を育てているのだ、と感銘を受けました。
一方、夫の方は、つい最近宇城先生の本を弟のすすめで読み、割と唐突に講習会に参加したような状態だったので、スライドや実演を通して、感銘を受けた部分もあった一方、いまだに「狐につままれたような」思いを抱いているようです。
ですが夫も、子供の素晴らしさを再認識した点などは同じでした。
今後は子供のためにも自分達のためにも、そして私達を活かしてくれている環境のためにも、あらためて宇城先生の教えを生活に取り入れていこうと思います。
●千葉 80歳 女性
先日町田の講演会に参加させていただきとても感動致しました。
自分も仲間に入れて頂き、気の引き締まる思いを強致しました。
自分も参加しているんだと言う不思議な感じを味わいました。
本当に感じる一日でした。
自然と顔がほころぶのを本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
●千葉 自営業 50代 男性
今回は妻、息子、母親と三世代で参加させていただきました。
今回子供達の参加も多く、柔らかい雰囲気の中に先生がいらっしゃることで、柔らかいだけではない空間が引き締まるような感覚を感じました。
今回は特に真心、人間性というテーマを先生を通して魅せていただいたようにも思います。
どの次元にいる人達にも何も変わらず、先生は言葉ではなく、全てやってみせて、伝えてくださいます。
その先生の姿こそがこれからの日本の希望であると感じましたし、自分達塾生一人一人がどんなに小さな事でも実践していかなければいけないと思いました。
先生が見せていただける世界は本当に一般社会とは異次元です。
この体験会の会場であらためてはっきりとその事を自覚し、その世界に必死で食らいついていきたいと思います。
母はコロナ禍を経て、本当に怯えが強くなりました。
日々の日常の中でも認知症にならないかを強く気にしていて、常に不安の中にいるようです。
ただ、これは自分のいたらなさでもあると思っています。
寄り添う、見守るということが足りていなかったんだと思い、自分にできる事を実践していき、結果に繋げて行きたいと思います。
実践講義の中の手が伸びたり縮んだりする検証も本人は凄く明確にわかったようで、伸びたら気持ちが良いと言っていました。
他の検証もちゃんと変化を感じでいましたし、その事がとにかく嬉しかったです。
脳の認知機能の低下は、確かに始まっている部分はあると思います。
しかし、身体から脳への回路はしっかりと機能しています。
その事がどれだけの希望となるか、先生の稽古があるからこそ、その希望に気づける事が出来ています。
一度おんぶの際に滑り落ちてしまい軽く頭を打ちました。
その時も最初は驚いて、頭を打ってしまったと、他の場所ならパニックになってしまったと思いますし、その後もしばらくその事が頭から離れなくなっていたと思います。
しかし、この出来事の前の検証の時に気が通っていたのを確認していたので、先生の場だから大丈夫と声をかけたら、本人も私も不思議なくらい落ち着きを取り戻し、あれ、痛くないと、その後もすぐに参加していました。
帰りに話していた時も、びっくりしたけど、その後なんだかスッキリしていると、話していて本当に驚きました。
先生に守られている事を感じました。本当にありがとうございます。
息子は、なかなか前に進んでいくまでにはいたりませんでしたが、終わった時に先生の仰る通り、座っていた僕を押そうとしてきたのですが、スッと手を当てそのまま強く押すわけでもなく、スッと倒されてしまいました。
何度やっても無理やり押したりすることはなく、押されてもいない感じでした。
子供はしっかりとキャッチをしているんだと嬉しく感じました。
実践検証などに、どんどん参加するタイプでは無いから、自分達だけ行った方がいいかもしれないなどと、頭によぎった自分が恥ずかしいです。
結局はそれは自分のどうでもよい体裁からくる考えです。
先生に全て曝け出す。何度も思いますが、全てみられているのにも関わらず、そんな事を思ってしまう自分がまだいる、もっともっとオープンにしていきます。
先生のとてつもないエネルギーをいただきながらあっという間に、体験会は終わりました。
老若男女みんなが同じ場で感動を共有し、明日へのエネルギーをたっぷりといただきました。
家族はもちろんのこと、自分の大切な人達が1人でも多く、先生に繋がる機会を設けていただいている事に、大変感謝致します。
今後もできる限り、家族での参加をしていきたいと思います。
家に帰り、今日は本当に行って良かった、と言ってくれた母を元気にしていきたいと思います。
●東京 教員 30代 男性
長女と体験講習会に参加させていただき、ありがとうございました。
昨年も参加させていただいたのですが、昨年よりは長女も集中して参加できていて、成長を感じました。また子供の力の偉大さを改めて実感し、これからもエネルギーをもらいつつ、日々精進したいと思います。
長女(6歳)も一言感想を書きました。 → 「どうして つよいのですか?」


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