top of page

東京体験講習会が開催されました

  • chiba
  • 2 日前
  • 読了時間: 9分

更新日:2 日前

2025年6月29(日)東京、町田市文化交流センターにて、東京体験講習会が開催されました。

遠くは北海道、福岡と、全国から100名が参加しました。



冒頭に放映されたのは、宇城塾長の著書『大人にできて子どもにできないこと』付属のDVD。

子どもが発揮する調和力の映像を用いて、その事実から導き出される真実・真理を丁寧に紹介しています。


約20名の子どもが参加した今回の体験講習会は、DVDにあった事実・真実・真理を実際に目の当たりにし、体験する機会となりました。



かつて「子ども」であった大人が、できなくなっているのはなぜか。

生まれ持った人間力を発揮させるために、また子どもから失わせないために、私たちはどのように日常を過ごしていけばいいのか。

実践を通して、参加者はその問いかけを深めていきます。



写真・映像と参加者の感想を紹介いたします。



●礼で強くなる


「礼」が潜在力を発揮させることを示す検証です。


はじめは押せなかった大人の1列を、

元気よく礼・あいさつをすることで・・・・

簡単に押していくことができた



座礼の場合。

宇城塾長に正してもらい、座礼をすると・・・・

背中に大人が乗ることができ、しかも手を上げられる




●子どもにできて大人にできない(スクラム押し) 


大人6人ががっちりと組むスクラムを押し崩す検証です。



〈大人の場合〉

力いっぱい押しても、スクラムは崩れません

スクラムの最後尾の人は押す力をまったく感じないと言います


〈子どもの場合〉

スクラムは簡単に崩されてしまう



女の子が2人で挑戦

スクラム役の人は、大人が押す時と子どもが押す時に伝わってくる力が全く違うと言います




宇城塾長は、人間が発揮する「パワー」には「力」と「エネルギー」の2つがあることを示しました。


     「力」= 対立・衝突 ⇒ 大人

「エネルギー」= 調和・融合 ⇒ 子ども



さらに、子どもの調和力は伝播し、大人にも伝わることが実践で示されました。



お父さんがスクラムを押すが、まったく動かない

2歳の子どもがお父さんに寄り添うと・・・・

スクラムは簡単に倒れてしまった





●潜在力を発揮させる「気」(腕相撲)


大人3人を相手にして、子どもが手の甲を机につけたところから始める腕相撲。

子どもに全く勝ち目はないはずですが、宇城塾長に姿勢を正してもらい気を通されると、この腕相撲に勝つことができます。


【動画】子どもによる腕相撲



さらに、人間の潜在力は、年齢も男女も問わないことを示す検証が行なわれました。

女性と男性が「ワン、ツー、スリー!」の掛け声で腕相撲の勝負をします。

通常では女性はまったく勝負になりませんが、塾長に気を通されるとピタッと男性の腕を止め、返していきます。


【動画】女性 VS 男性の腕相撲

「最初、やっぱりぜんぜん歯が立たない……と思いましたが、先生が気を入れてくれたら自然と倒すことができました。同じ力で倒すことができたのが不思議でした」



このほか様々な検証を全員で行ない、身体に「気」が流れていることが潜在力発揮に必須であることを体験していきました。



身体に気を流す「宇城式呼吸法」を学ぶ




参加者の感想


●福岡 11歳 男児

今日はきちょうな体験をさせていただき、ありがとうございます。

いろいろな検証をして、たくさんのことに気づいたし、気のすごさもわかりました。

これからも型をがんばります。ありがとうございました。


●神奈川 70代 男性

パワーに力とエネルギーがある事。

力は分かりやすいが、エネルギーの世界は存在することは理解(どうしても頭での)できても、腑に落とすのはまだまだです。

本日はありがとうございました。次は孫をつれてきたいです。


●東京 高校教員 60代 女性

これからの厳しい世の中を生きていくにあたって、気の世界をうかがいたく、息子と孫(1歳半)と参加しました。

まずはきちんとお箸の持てる子に育ってほしいとの気づきがありました。

いつもありがとうございます。



●千葉 社会保険労務士 40代 男性

変化する時代を生きるための指針をいただけた素晴らしい時間でした。

「いい高校、いい大学、いい就職」というロールモデルを、いまだに追い求めること愚かさに、今一度気づかせていただきました。

詰め込み教育の結果、技術大国であった日本が凋落し、さらに人口減少という未曽有の時代を迎えるにあたり、子どもたちをどう育てていくべきかの道筋が見えた気がします。

AIをはじめとしてすさまじい勢いで進歩するテクノロジーの時代においても、人間性が財産だと説く宇城先生の教えは、事実と真実の先にある真理だと思いました。

●千葉 パート 30代 女性

本日も家族全員で参加させていただきました。

今回は一番下の4歳児が初めて前に出て大人を倒しているのを見て、改めて子供たちの力に驚かされました。

この子たちの20年、30年もっと先の未来のために、私たち大人が何ができるのか、何をするべきなのか、この体験を通して考えたいと思いました。


私自身も前で腕相撲を体験させていただき、子どもたちに見せることができたので、

とても貴重な体験をありがとうございました。


小学5年生 10歳 男児

本日はありがとうございました。

今度はもっと前に出てやりたいです。

もう少ししたら僕も宇城先生のところで習いに行きます。

これからもよろしくお願いします。


小学3年生 8歳 女児

もっとちかくでやりたかったです。

もっともっとやりたかったです。


小学1年生 6歳 女児

押すのが楽しかったです。

またやりたいです。



●カンボジア人の皆さん


クリン・プロス 29歳 日本滞在3年目

初めて参加しました。たくさんの大人が組んだスクラムを倒す女の子の姿に本当にびっくりしました。こんな光景は見たことがありません。人間は生まれながらに完成形とお聞きしました。カンボジアに残してきた娘にもこんな力があるのか、今度試してみたいと思いました。ありがとうございました。また来年も参加したいです。


プレーク ブンリー 31歳 日本滞在6年目

講習会に参加したのは4回目です。

腕相撲はカンボジアでは大人の男の人の遊びです。女の人や子供がしているのは見たことがありません。今日、小さな女の子が3名の男性に勝つところを見て、とても驚きました。子供に筋肉はありませんが、不思議な力が出ていると感じました。筋肉を使ったときは腕が振るえます。今回の子供たちの腕はまったく振るえていませんでした。エネルギーが腕に伝わっている感じがしました。カンボジアではみたことない不思議な経験ができました。ありがとうございました。


ラ・リーチ 30歳 日本滞在3年目

初めて参加しました。子供達と女の子たちは小さいのにすごい力が出せることにびっくりしました。女の子が大勢の大人のスクラムを倒すのを見たら、自分でもできるのかなと思いました。しかし、大人の男性が同じことをしてもスクラムはびくともしないのを見て、私ではできないと思いました。初めて見ることばかりで、あっという間の3時間でした。ありがとうございました。


セム・ソブン 35歳 日本滞在6年目

今回が3回目の体験講習会でした。いつもびっくりすることばかりです。

3時間があっという間でした。もっと見たいと思いました。人を背負って、手を前に開いた時に自分の身体が強くなったと感じました。背中の人の重さが軽くなった気がしました。二人で手を繋いで回ったあとに投げられた最は、何もできませんでした。地面と足が離れたような気がしました。機会があればカンボジアにいる子供達にも是非、宇城先生のメソッドを勉強させたいと思います。


ケム・ミットナー 39歳 日本滞在10年目

今回は4回目の講習会でした。1年ぶりでしたが、今回もとても面白かったです。見たことも聞いたこともない新しい経験ができました。特に小さな女の子が大勢の大人を倒したのを見て、力じゃないエネルギーが本当にあるのだと感じました。私にも3歳の娘がいるのですが子供にこんなにエネルギーがあるとは思ってもいませんでした。今度は娘も連れていきたいと思います。宇城先生にカンボジアに来ていただき、たくさんのカンボジア人に見せてあげたいと思いました。ありがとうございました。


●東京 会社役員 58歳 男性

今回の体験講習会は100名以上の人が参加されていて、始まる前からすごい熱気を感じました。

がっちりとスクラムを組んだ大人の集団を崩す検証が非常に心に残りました。力のありそうな大人の男性がスクラムの前に立ったときに、スクラム全体が倒れないように男性の方に動いていました。その時点で衝突が起きているのがはっきり見えました。もちろん倒すことはできません。子供がスクラムの前に立ってもスクラムはまったく動きません。子供とスクラムが調和しているように見えました。子供がスクラムを押したときは組んでいる男性たちが柔らかく波のように崩れていきました。とても綺麗な光景でした。

自分たちは普段の生活の中で衝突ばかりを繰り返しているのだと感じました。今日から、少しでも衝突を調和に変えていけるように生活を見直したいと思います。貴重な経験をさせていただき誠にありがとうございました。



●東京 50代 女性

3女の妹夫婦と、5女の妹、そして子供達を、実際に体験させることができた事に感謝いたします。

姪は、宇城先生と一緒に行った呼吸法が良かったと申しておりました。

参加されていた方の様子を見ることは、大変勉強になりました。

力で踏ん張る、力で頑張る、痛みを感じないフリなのか鈍いのか、強さを勘違いされているその姿が、私達が受けてきた教育の姿そのものでした。

また、元気に手をあげる子、後に下がってしまう子、子供達の姿もまた勉強になりました。



●千葉 障害者支援員・保育士 30代 男性

子どものエネルギーの強さ、あるいは高さに触れ、とても嬉しく、また楽しい時間でした。


倒される側の大人として実証や、円になって周る実証に参加させていただいた際、 頑なに動かないように踏ん張る大人の姿があり、 それこそが対立を生む「力」であるのに、「そんなに力んでどうなるんだろうか…。 だから子どもの素直さの方がエネルギーが高いのだ。」と体感できました。

とても嬉しい発見でした。


また、伝統と伝承の違いや、気が通り強い身心で居られる文化伝統が壊されているというお話も、 日本中の人が知った方が良い事だと思いました。


呼吸を止めない事、気を抜かないで過ごすこと、日常に起こることをどのように捌くのか、 日々の中でできる稽古としても上記のような発見がありました。

そして「対立」ではなく「調和」のエネルギーを出せるように過ごすこと。

横着な自分を反省し、謙虚で居られるようにしていきたいです。







Comments


  • Facebook UK実践塾 Kenji Ushiro
  • Twitter UK実践塾 Kenji Ushiro
  • Instagram UK実践塾 Kenji Ushiro

本サイトは、UK実践塾(創心館宇城空手・宇城道塾)が管理するウェブサイトであり、ここで紹介されている実践メソッド・プログラムはすべて宇城憲治のUK実践塾に知的財産権として帰属するものです。これらメソッドを個人の使用目的以外で、講演会や講習会といった公の場で許可なく使用することは禁止しています。

使用を希望する場合は、必ず認定指導員の派遣を当塾に要請するか、当塾を受講することで資格認定を取得するようにしてください。

また本サイトに掲載の記事・写真の無断転載を一切禁じます。


ウェブサイト制作 創心館宇城空手・宇城道塾 事務局

Copyright© 2010 UK 実践塾 All right reserved.

bottom of page