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人間の潜在能力 気の開発メソッド<中級編>



武術空手の知と実践

人間の潜在能力 気の開発メソッド

<中級編>

覚悟する身体・肚をつくる

著者   宇城憲治 定価    2,000円+税

ISBN    978-4-904464-07-6

判型/分   B5判 180ページ

発売日   2009年3月20日





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一瞬にして強くなる身体の不思議
初級編では形、意識、呼吸という具体的な方法で自分に気を通し統一体となることで変化していくことを解説しました。 中級編では、気を送られることでとてつもない変化が自分自身に起こることを、実際に体験した塾生の感想とともに紹介しています。 本書全体を通し、「気」というものの本質は何か、身体に気が通る統一体というものは具体的にどういうことであるか、さらに不可を可とする気の可能性を具体的な実践とともに示されています。いかに「気」というものが人を自ら変化成長させていく原動力になっているかが伝わってきます。 今必要なのは、一人ひとりが強くなり幸せの方向へ自らの力で向かうこと。そのための覚悟、肚をつくる。気がその原動力になることを、一人でも多くの人に気づいてほしい、本書の願いはそこにあります。巻末には、自ら気を流しぶれない身体をつくるための「統一体呼吸法」を収録しました。
 

目 次

はじめに 腑抜けにされた日本

第一章 「気」とは何か

(1)気で潜在能力を引き出す (2)意識、脳からの命令が停止させられる時 (3)身体のもつスピード (4)「気」をつくり出すループ (5)気の受信アンテナは60兆個の細胞

第二章 「気」のしくみ

(1)挨拶で気が通る (2)身体の細胞は知っている (3)身体に備わっている無意識の守り (4)常識の世界にある矛盾 (5)引きつける調和の力 (6)伝統の型に見る強さ

第三章 「気」は不可を可とする

(1)一瞬にして強くなる身体の不思議 (2)中心の存在があらゆることを自由にする (3)相手の内面に入る (4)気は連鎖する (5)相手に入り肚を浮かす

第四章 「気」の可能性

(1)身体には歴史を背負った深さがある (2)限られた時間のなかで (3)ぶれない生き方の基軸 (4)心を開いて学ぶ (5)ピンチはチャンスの意味 (6)脳を発達させ、進化させていく (7)大人になっても進化を可能にする実践と理論 (8)できる「師」の存在が文化を継承する (9)私たちは時間の連鎖システムの中で生きている

付 録 呼吸法

 

編集者より

本書は、初級編と同様、道塾の参考図書となっています。本書で紹介されている感想文は、宇城氏の気の指導を受けた道塾や空手塾生が自らの変化の体験をつづったものです。職業も年齢も異なる様々な方々が、道塾で行なわれる検証を通し、それぞれの分野において、どのような変化を体験しているのか――。このことを受講前に知っておくことは、道塾での講義実践をただただ驚くだけの時間にしないためにも非常に重要です。「できない自分」から「できる自分」へ、その積み重ねを通して、人は成長していく、そのことを塾生たちは学んでいます。

著者のメッセージ

今、日本人はやたらと悩んだり、精神力が弱くなっています。さらに耐える力がなくなっています。また社会全体に希望がなくなっています。 日本を強く誇りある姿に戻すにはどうしたらよいでしょうか。それには、かつてのような肚の据わった、心をもった日本人を取り戻すことです。 本来私たち日本人には、肚が据わった日本人としてのDNAがあるのです。それは祖先から連綿と引き継がれてきたDNAです。そのDNAにスイッチを入れなければなりません。脳は身体の一部でしかありません。脳が優先ではなく、「まず身体ありき」であるということです。 本書が「気」によって潜在能力を発掘し、これからの多難な時代に生きていくための「肚」や「逃げない身体」をつくる一助になればと思います。

 


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