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茨城ダルク代表 岩井喜代仁

  • chiba
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分


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元やくざ組長、覚せい剤の密売人、そして自らも薬物依存にのたうち回った過去を持つ岩井喜代仁さん。いま岩井さんは、オーバードーズや性の問題に追い込まれた10代・20代の若者たちの親から相談を受けていると言う。

さらに岩井さんは、年老いて行き場をなくしたダルクの仲間や、アルコール依存症などで家族に見放されたり刑務所を出された高齢者を引き取り、最期まで面倒を見る覚悟を自らの生き様とするという。若者から高齢者まで、社会からこぼれ落ちた命に全力で寄り添う岩井さんの姿に、現代が抱える深い闇と、私たちが今どう行動すべきかの指針が浮かび上がる。

これまで2回の対談をはじめ交流を深めてきた宇城憲治塾長と本音で語り合っていただいた。



岩井喜代仁(いわい きよひろ)

1947年 京都府生まれ。青年時代に暴力団の世界に身を置き、若手組長として期待されるが、ダルク創設者の近藤恒夫氏との出会いにより、掟で禁止されている覚せい剤に手を染め、暴力団組織から破門される。以後は覚せい剤の密売人として全国を渡り歩くが、薬物依存症により「底つき」する。1992年に近藤氏と運命的に再会し、茨城県結城市に開設された東京ダルク結城寮(現、茨城ダルク・今日一日ハウス)の寮長となる。これにより、約17年に及んだ覚せい剤依存の人生から離脱し、以後は回復の道を歩む。薬物依存症の仲間たちのケアと家族会の運営を柱に据えて、次第に広域的な活動を展開するようになり、同時に、次世代のリーダーたちの育成にも力を入れてきた。また学校講演(薬物乱用防止教育)を多数こなし、テレビや新聞などに数多く取り上げられる。2010年 茨城県福祉部長賞受賞。2012年 茨城県知事賞受賞。現在、茨城ダルク代表、女性シェルター代表。著書に『大丈夫。人は必ず生まれ変われる』(文藝春秋)。『わが魂は仲間とともに』『薬物依存者とその家族 回復への実践録』(どう出版)『道』154号、193号で宇城塾長との対談を重ねている。




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