大阪体験講習会が開催されました

去る2022年11月23日(水祝)、大阪産業創造館にて、今年2回目となる大阪体験講習会が開催されました。当日は、関西地方を中心に子ども10名を含む55名の方が参加、3時間半の講習会は熱気に包まれました。





講習会冒頭では、10月末に宇城塾長がドイツ・ベルリンで行なった空手セミナーの様子を伝える動画が放映されました。セミナーはコロナ禍のために3年ぶりで、待ち望んでいた参加者たちが真剣に学ぶ姿が映し出されました。今回のベルリンセミナーでは、子どもたちの成長がいかに指導者によって左右されるかを塾長が具体的に示し、指導者のあり方を厳しく問う場面がありました。その本質は日本においても同様で、今回の体験講習会でも、まさに指導者、大人、親が、真に子どもの成長を育む存在となっているのか、逆に成長を妨げてしまってはいないかなど、一人ひとりに問うていく時間となりました。


講義は、まず「力」には、目に見える力と、目に見えない力があるという話から、たとえば、最強とされる空手のチャンピオンでも、ライオンの檻には恐ろしくて入れないが、一方でライオンを抱ける人もいる。そこにある本質は、筋力という目に見える「強さ」ではなく、ライオンが幼い頃から大事に育てたという「愛情」、まさに目に見えない力があるのだというお話がありました。


この「力」の例に見るように、私たちが常識と思い込んでいることが、実は常識ではないことがたくさんあることに触れ、続く大勢の大人のスクラムを押して倒す検証では、大人がどんなに押しても倒れないスクラムが、子どもがやるとあっさりと倒れていく実践が次々に展開されていきました。


常識では大人のほうが強いはず、しかし、実際は大人が倒せないスクラムを子どもが簡単に倒してしまう。それだけでなく、できない大人に子どもが触れると、何かが大人に伝わって大人が倒せるようになったり、子どもが心の中で大人を応援するだけで、大人がスクラムを倒せるなど、目の前で展開される事実を目の当たりにして、多くの参加者は、「今の常識はすでに過去形となっている」こと、そして目に見えるもの以上に、目に見えないもので、私たちは動かされている、何よりそういった目に見えない電波を、子どもが発信しているという事実に気づかされていきました。


「子どもができて大人ができない。しかし、その子どもも大人になったらできなくなる。対立することを学んでしまうからです。今、そうやって、できなくなることを親も学校も教えている。今示したように、本来は何も力がいらない。「そのまま育てる」ことが本来の成長であり、教育なのです」


今の知識優先の学校教育、勝利至上主義のスポーツの世界が、子どもを対立の世界へと導き、子どもの潜在力を消してしまうという事実、子どもが電波で言葉以上に伝えてくるものを大人がキャッチできていない現状、多くの参加者は、あらためて自身のあり方の根本的に問い直しが急務であることに気づかされていきました。


以下は、参加者の感想と共に、当日の様子をお伝えいたします。




●子どもの力 (スクラムを押す)


向かい合わせに6人ががっちりと組んだスクラムを横から押す 大人が押しても、スクラムは動かないが・・・


子どもが押すと、スクラムは簡単に崩れてしまう



【動画】スクラムを押す

大人はできないが、子どもはできる



●子どもの力(応援する)


通常では、スクラムを押しても崩れないが・・・

子どもが心の中で、押す人に対して応援すると・・・

スクラムを簡単に崩すことができた



●子どもの力(調和させる力)


【動画】手がテーブルにくっつく

テーブルに置いた手を押さえつけられても動かすことができるが、子どもが手を添えると動かすことができなくなる。さらに、子どもが触れなくても、手を動かすことができなくなった。




●あいさつで強くなる


通常では大人の列を押すことができないが、元気よくあいさつし、礼をすると・・・

列を簡単に押すことができた



●所作で強くなる


正座を上から押さえられると立ち上がれないが、お茶碗と箸で食事をする仕草をすると・・・

簡単に立ち上がることができた



様々な検証を、全員で行なう



●守る力


四つん這いの上に乗ってもらい、腕が上がらない状況をつくる

子どもが下にもぐると、手が簡単に上がるようになった




≪ 参加者の感想 ≫


●奈良 教師 25歳 男性

“力の伝え方”を勉強できました。

子どもの可能性を無くすのも、広げるのも大人の働きだと感じました。

いい体験をありがとうございました。


●兵庫 会社員 46歳 男性

子ども(息子)がもっと「がんばる」とか「やる気」が出せるようになったらという思いで参加させて頂きましたが、逆に、子どもたちに学ばさせてもらいました。

本当に「力」「エネルギー」を持っているのは子どもだったんだという「気づき」を頂けて、本当によかったと思いました。ありがとうございました。


●奈良 教員 27歳 男性

初めて来させてもらいましたが、はじめて耳にすること、目にすること、感じることがあり、すごく勉強になりました。

教員として、心の教育は大事にしているつもりですが、より子どもたちのことを考え、より気持ち、心を大事にして私自身が向き合えるようにしていきたいと思いました。まだまだ未熟ですが、日々力をつけられるよう今後も勉強していきたいと思います。


●大阪 31歳 女性

今回、家族揃って宇城先生のお話を伺い、実際に体験をさせていただき、とても貴重な時間でした。

子どものもつ力を夫婦ともに改めて直に体験させていただいたことは、今後子育てをするなかでとても大切なことだったと思います。

子どものもつ力のすごさを感じ、それは目に見えないエネルギーであり、周りと調和するということだと感じました。

調和するとき、人間は一番強く、力を発揮できるということを実感させていただきました。

そして生まれながらにその状態である子どもの邪魔をしないように、また対立に満ちている世界で子どもを守ることができるように、子どもからいただくエネルギーを、自分の行動と勉強につなげていきたいと思いました。

ありがとうございました。


●奈良 教職員 44歳 男性

始めは疑いの目で講演会に参加させて頂いたのですが、宇城憲治氏の実践力と説得力に感銘を受けました。先生が仰っていた想いの言葉が脳裏にずっとよぎっております。

改めて人の想いの大切さ、そして、人間として一番大切なものは何かというものを教えて頂けたことを本当に感謝しております。

心を大切にこれからも精進していこうと思います。


●和歌山 会社員 46歳 男性

「ありがとうございました」と何度言っても言えなかった娘が、宇城先生のくださった体験で、言うようになりました。

娘の変化に驚きました。


●神奈川 公務員(福祉職) 40歳 女性

友人と参加させていただきました。自分自身がとても緊張してしまっており、友人を信じること、何より宇城先生のこの時間に身を委ねることを思いました。

友人が感動する姿に、また感動いたしました。

元気、勇気、やる気の出る、活力が満ちていくご指導を誠にありがとうございました。


●大阪 学生 20歳 男性

見える力(自分で分かる力)は大した力では無いという宇城先生のお言葉が一番心に残りました。講演会では実践することで見えない力を体で感じることができ、本当に良かったです。


●大阪 大学生 19歳 男性

子どもが持つ潜在能力のすごさを改めて感じました。

少しずつにはなりますが、自分が子どもの頃から持つ潜在能力を取り戻せればと思います。本日はありがとうございました。


●愛知 テニスコーチ 35歳 女性

見守る、思いやる、間締め、手当て、子どもの力をなくさない。今の自分がやっているようでやれていなかったんだと気づきを得ました。

子どもに携わる仕事なので、子どもたちのエネルギーを失うような行動を変えたいと思います。


●大阪 45歳 女性

なるべく頭で考えず、感じながら拝見しておりました。見えないエネルギーをあつかえる先生のおそばに居てるだけで、わたし達にも伝播している感覚を覚えました。

またお会いして学びたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


●愛知 39歳 女性

子供たちの力のすごさに驚きました。

子供たちをたくさんほめたいと思います。


●愛知 6歳 男児

たのしかったです。

すてきなものが、みられてたのしかったです。


●和歌山 8歳 女児

ペットボトルをつかったら、おすことができたり、いろいろふしぎなことがあって、おもしろかったです。


●岐阜 10歳 男児

見守るだけで勝つのがすごいと思いました。

あしたから、ちゃんとあいさつをしたいです。




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