空手書 出版記念「宇城空手と気」気の実証・講演会が開催されました

去る2020年9月21日、東京・町田市文化交流センターにて、『武術の実践哲学 宇城空手』『空手談義 型は美しく技は心で ― 座波仁吉・宇城憲治 ― 座談録 』の出版を記念し、宇城憲治塾長による気の実証・講演会が開催されました。

コロナ感染防止の情勢の中、定員100人が満席となりました。





「気の実証」と銘打った通り、来場者は、目に見えない〈正のエネルギーを生み出す・気〉の存在を大いに実感する3時間となりました。

それは、コロナ禍にあり、怯えや不安に囚われている人々の気持ちを解放するものでもありました。



負のエネルギー・コロナウイルス

正のエネルギー・気



講演冒頭で動画が放映され、宇城空手の実際の稽古より、宇城塾長の気の技や組手を取り上げ、「力でない力」や「調和力」「間を制する」の詳細が紹介されました。


つづいてニュース番組動画が放映され、マスクを長期に着けることで、保育の現場で0歳児の育ちに、発語が遅れるなどの弊害がすでに出ていることが紹介されました。マスクの保育士に対し、うかがうような様子でのぞき込み、表情の乏しかった子どもたちが、フェイスシールドに替えて保育士の顔全体が見えることで、いきいきとした表情を取り戻す、という内容です。


さらに、海のタコの動画も紹介され、瞬時に海底の岩の色や形に合わせ変化し身を守るタコの見事な擬態の様子が映されました。


マスクは飛沫感染には効果があっても、コロナウイルスを完全には防げないことはすでに周知の事実である。0歳児の子どもたちに弊害が出ているように、マスクによる様々な悪影響が見られているのもかかわらず外せないのは、エネルギーがない証しである。


塾長は、精密工場の内気圧を高め異物を寄せ付けないクリーンルームを例にあげ、自らのエネルギーを高めることこそ、コロナに感染せず、周りにもうつさない方法であると説きます。


では、自らのエネルギーをどのように高めるのか。




エネルギーある物から、力をもらう



一つの方法として、「エネルギーある本」からもらう方法が示されました。

机に置いた手を、もう一人が後方に引くと、簡単に引っ張られてしまいます。そこへ、反対側の手を宇城塾長の著書に乗せると、手が机に張りついたようになり動かなくなります。

ところが、他の本で同様にやってみると、簡単に引っ張られてしまいます。世界的ベストセラーであっても、エネルギーを与えてくれるとは限らないのです。



他の本(ベストセラー)の本では、左手は引かれてしまうが・・・ ▽

塾長の本に手を当てると、左手は引かれない



さらに、男性8人ががっちりと組んだスクラムを、宇城塾長の著書を帯に挟んだ女性が見事に押し崩しました。

何もない状態では当然、スクラムはびくともしません。



宇城塾長の本なしでは、スクラムはびくともしないが・・・ ▽

帯に宇城塾長の本を挟むと、スクラムを押し崩すことができる



本という「物」にも、目に見えない〈正のエネルギー〉があり、私たちの身体を強くしなやかにしてくれることが実証されました。




心ある行動で力が湧く



心もまた目には見えませんが、私たちの「行動」で可視化できます。

「席をゆずろうかな」と頭で考えるのでは遅く、気づいたら「席をゆずっていた」という行動は心からのものであり、それは身体を強くし、周りを引き付けることが説かれました。



肩を支えた7人の列を押します。通常、大人が押しても列を動かすことはできませんが、5~6歳の子どもが元気よくあいさつしお辞儀をすると、動かすことができました。

礼儀、礼節、所作によって、このような力が出るのです。



大人の男性が押しても、列は動かない



5~6歳の子どもが、元気よくあいさつすると、列は動かされる



<宇城塾長の場合>

1列と一瞬にして調和し、まったく力を使わず、列を動かす





具合の悪そうな人を気遣い「大丈夫ですか?」と声をかけると、声をかけた人も、気遣われた人も、後ろから持ち上げてみると重くなります。

逆に、具合の悪そうな人を気にしつつ素通りすると、2人とも軽くなってしまいました。


<相手を気遣った場合>

気遣った人、気遣われた人ともに重くなる



<素通りした場合>

相手を気遣わず素通りすると、2人とも軽くなり持ち上げられてしまるう




人間に備わった「守る力」



人間にもともとある力についても実証されました。


四つ這いになった人の上にもう1人が乗り、下の人の腕が上がらないように負荷をかけます。そこへ、四つ這いの下に人がもぐった瞬間、四つ這いの人は腕を上げられるようになります。

瞬時に起こる変化に、「なんで?!」「すごい!」という声があがりました。

人間には生まれながらにして、このように「守る力」が備わっているのです。


身体に刻まれた力を、人間は無意識のうちに発揮することの実証です。



下に人がもぐると、腕を上げられるが・・・・ ▽

下から人が抜け出たとたん、腕をあげられなくなる



希望者が前に出て、実際に体験した




宇城式呼吸法で気を通す



積極的に、自分で身体に気を通す「宇城式呼吸法」も、来場者全員で実践しました。

手の動きに合わせ呼吸をするだけで気が通り、重くなります。


<宇城式呼吸法> 【動画】





武術空手の実践 



以上、様々な実践検証で〈 目に見えないエネルギー・気 〉が実証されていきました。

それは即、怯えや不安から脱却し、自らのエネルギーで幸せに生きるための方法でもあります。


これら、宇城塾長の気の理論の源泉となった武術空手の実践も行なわれました。

一瞬にして間を制し相手を無力化する。

倒された相手はしかし、身体に気が通っており強くなっていること、さらにそれが連鎖していくこと。


<組手> 【動画】



<メリケンサック(鉄製武器)を着けた相手との組手> 【動画】