よしだ みどり(作家・画家)
よしだ みどり(作家・画家)
松陰に出会ったとたんに
人が変わり、走り出す。
その教育の根本は、共に学ぶという
謙虚なあり方にあったのだと思います。
作家であり画家のよしだみどりさんは、イギリスの文豪スティーヴンスンが、吉田松陰について「生きる力を与えてくれた日本の英雄」として最初の伝記を書いたことに驚き感動し、その経緯を著書『知られざる「吉田松陰伝」』に著します。
幼くして山鹿流兵学師範を継ぎ、心身両面において今では想像もつかぬ厳しい教育を受けたという吉田松陰。この明治維新の原動力となった松陰や多くの志士たちを生んだ土壌はどこからくるのか。当時と今との人間力の違いとは。『気でよみがえる人間力』の著者でもある宇城憲治氏と、幕末に見る日本人のエネルギーについて、縦横に語っていただいた。
よしだみどり
東京生まれ。作家・画家。日本テレビの幼児教育番組『ロンパールーム』の司会を1969年から4年間担当した。著書に『知られざる「吉田松陰伝」―『宝島』のスティーヴンスンがなぜ?』(祥伝社)、スティーヴンスンの生涯を描いた『物語る人』(毎日新聞社 平成12年度「日本文芸大賞 伝記・翻訳新人賞」受賞)などがある。訳書(英和対訳)に、『金子みすず 心の詩集』(藤原書店)、『睫毛の虹』(JULA出版局)など
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