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「宇城道塾」 東京体験講習会が開催されました



去る2022年9月19日(月祝)、町田市文化交流センターにて、宇城憲治塾長による体験講習会が開催されました。



全国で展開する、宇城塾長による人間の潜在力開発塾「宇城道塾」における実践講義を、実際に体験する講習会。

今回は定員80名をうわまわる90名が参加し、3時間半にわたる熱気あふれる実践講座が繰り広げられました。


宇城道塾の最大の特徴は、私たち人間が生まれながらに持つ潜在力を引き出し気づかせるというものです。

その引き出し方も独特で、宇城塾長が開発し自在に使う「気」のエネルギーによって、一人ひとりにその潜在力の存在を気づかせていきます。



本講習会で塾長はまず、子どもより大人のほうが強い、筋肉を鍛えれば強くなる……など、私たちが「常識」と思い込んでいるものが、実は私たち自身の潜在力を奪うものであることを実践で証明していきました。まさに、「子どもにできて大人にできない」の実証です。


さらに、「気」という目に見えないエネルギーが確かにあることを数々の実践検証で示し、また「気」は「心あり」の行動をとることで発揮できることを、目に見える形で示していきました。



塾長はホワイトボードに鎌倉時代から現代までの日本の歴史を振り返る中で、これからの未来が希望あるものであるかを問いかけました。


歴史の中で、特に宇城塾長が注目したのが、安土・桃山時代の戦国時代から徳川家康によるパラダイムシフトとも言える大転換によって、260年続いた徳川幕府を構築したことです。この根源に「戦わずして勝つ」という理念の、禅と無刀流という、すなわち戦国時代の殺人刀から活人剣という「剣」の確立がありました。まさに「剣禅一如」です。この剣禅一如のあり方を徳川家康は参考にしています。


政治を始め、日本社会に嘘とごまかしが蔓延し、未来に希望が見えにくい今こそ、パラダイムシフトが必須であり、その鍵となるのが、まさに「自分さえ」の欲と競争という「対立構図」から、寄り添うという「調和」に向かうことです。子どもたちが示してくれる調和力に人間本来の潜在力を見ることができます。塾長は、それを潰さずに伸ばすことが大事であると説いていきました。


実践検証の一部と、参加者の感想を紹介します。




●子どもの調和力(1)


男性8名が組んだスクラム

大人が押すと衝突してしまい、びくともしない(対立)


子どもが押すと・・・・

まったく衝突せず(調和)、スクラムは簡単に崩されてしまう




●子どもの調和力(2)


大人が必死に押すが、スクラムはびくともしない

その大人に子どもが触れると・・・・

先ほどの衝突が消え、スクラムはあっけなく崩されてしまう

子どもの調和力が、大人に伝わる




●身体(細胞)は知っている


身体の個々を成しているのは37兆個の細胞です。その細胞に私たちの無意識領域にある真理があります。

その実証として、


 「1+1は?」という質問に対し、答えを言って腕を前に出す

 その腕を上から押してもらい、身体の変化を感じ取る


という検証を行ないました。


「1+1は?」「2」という正しい答えを言って腕を出す

腕はしっかりとして、押し下げられない → 強い


「1+1は?」という質問に対し、

「4」などと間違った答えを言って腕を出すと、

簡単に押し下げられてしまう → 弱い



講義では、一般的に行なわれている「腕立て伏せ」や「ラジオ体操」をして、「1+1は?」の検証と同じように腕を前に出して、強い・弱いを確認しました。結果は一般的なものは弱くなり、宇城式体操や塾長が教える方法でやると強くなりました。

この検証から、まさに今の常識が常識でないことが分かります。




●守る力(人間に備わる力)


四つ這いの人の背中に相手が乗り、下の人が手を上げられない状況をつくる

そこに、腹の下に子どもがもぐり込むと、腕が簡単に上がるようになる



全員が、下に子どもがもぐり込んだ時の身体の変化を体験する


相手に上に乗られて手が上がらないが・・・・

子どもがもぐり込んだとたん、手を上げられるようになる




●「気」のエネルギー(1)


常識ではあり得ないような「1対複数の腕相撲」で、筋力では不可能なことを可能にする世界があることを示した塾長は、さらに触れずに腕相撲をすることによって「気」のエネルギーを見える形にしていきました。


離れたところから、「気」による腕相撲をする

目に見えない力によって、崩れる6人

参加者から、思わず拍手が沸き起こる




●「気」のエネルギー(2)



3人を相手に、指先だけで腕相撲をする