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〈宇城道塾〉京都実践講演会が開催されました



去る2020年8月23日(日)ハートピア京都にて、宇城憲治塾長による、教育関係者や保護者を対象にした実践講演会が開催されました。


午前中は、教師を対象とした宇城教師塾の第2回が開催され、教師31名が参加、午後の実践講演会は、コロナ感染拡大の影響のため定員の半分以下に制限しての開催となりましたが、84名の方が参加されました。ほとんどの教師塾塾生も午前に引き続き参加しました。


講演会は二部に分かれ、第一部では今のコロナ感染が私たちに問いかけているものが何か、そしてそれに対し、どのように対応していけばよいかについての実践講義が行なわれました。


地位、肩書、人種、有名、無名に関係なく、全世界に広まっているコロナウイルスが今私たちに問いかけているもの、それは私たちのこれまでの「自分さえ良ければ」という根本的な在り方ではないかと塾長は言います。まずはその事実を知り、その事実によってどういう状況に私たちが陥っているのか、その真実と向き合い、そして、本来の人間の在り方である真理、すなわち宇宙に生かされている存在としての行動が求められているのです。


私たちは、感染防止にマスクをしますが、マスクだけでは感染を完全に防ぐことはできていないという事実があります。自分が吐き出した“排気ガス”を吸い続けているので常に酸素不足を起こし身体に悪影響があること、さらにマスクで顔半分が覆われているため責任感・倫理観が薄れ、それは人格にも障害をもたらす恐れがあります。


そういった負の影響という事実に目を向けず、世間的な常識に盲目に従うだけでは真に自分の身を守ることはできないと塾長は指摘します。


第一部の冒頭で、海にいるタコの映像が放映され、タコが周りの敵から身を守るために瞬時に形や色を変えている様子が映し出されましたが、まさに今、私たちに必要なことは、コロナという目に見えない負のエネルギーから身を守るために、「変化」できなければならないということ。すなわちタコが示しているように「身体が先」という実践であり、ただ怖れるだけでなく、その怯えの原因に向き合い、感染もせず人にもうつさない身体をつくることが大切であるのだと。


そのための身体とは。


塾長は、半導体工場などの、部屋の気圧を高くすることで外からの不純物を一切入れないクリーンルーム構造を例にあげ、今、コロナのような負のエネルギーに対していくためには、このクリーンルーム構造のような身体を目指すことが大切であること、すなわち身体のエネルギーを高めることで、外からのコロナという負のエネルギーの侵入を防ぎ、身を守ることであると言います。


そのための実践として、第一部では、まずは自分自身のエネルギーが高まった状態がどういう変化を身体や周りに起こしていくのかを、前に出てもらった参加者に体験してもらい示していきました。

最初に行なったのは宇城式呼吸法と感謝の型で、これらを行なうことで、身体に変化が起きます。たとえば、先ほどまでは後ろから持ち上げると持ち上がったのに、呼吸法のあとでは同じ体重なのに急に持ち上がらなくなるとか、寝た状態で上から腿を踏まれても痛くないほど身体の密度が高まっているとか、そのまま手や足を掴まれても掴んだ人を投げることができる身体へと変化し、さらにはその一人だけでなく、その人に投げられた人が、同じように強くなって連鎖していく事実を、実践検証で示していきました。



<気が通った身体を体験>

「宇城式呼吸法」を行ない、身体に気を通すと・・・

後ろから抱えられても持ち上がらないほど身体が重くなっている

かつ、腿に乗られても痛くないほど強くなっており・・・

腕を掴んできた相手を投げることもできる

投げられた人もまた身体に気が通り、腿に乗られても痛くない

かつ、掴んできた相手を投げることができる

投げられた人は、持ち上げられないほど重くなっている

(気は、連鎖する)





エネルギーある人がそこに一人でもいれば、そのエネルギーがまわりに影響していくという事実。

筋力の強い弱いではなく、エネルギーという捉え方をすれば、スポーツ的な訓練ではなく、日常においても、仕事においても、家庭においても、そこに実践していけることがたくさんあるのです。


<動画 宇城式呼吸法>





第二部では、エネルギーあるもの ―― 講演では塾長の著書(実践ありきのエネルギーある本)を使って、本を持った状態と持っていない状態、あるいは他の本を持った場合の、身体のエネルギーの変化を様々な検証で実践していきました。



<本に宿るエネルギー ①>

男性8人のスクラムを押す女性。通常、押し崩すことはできない

腰に、塾長の著書を差すと・・・

スクラムを押し崩すことができる




参加者からは、「『人の気持ちを考える』『親身になって話を聞く』『真心をもって人に接する』『世のため人のために行動する』など、今まで漠然と『そういたほうがいいだろうなぁ』と思っていたことに何か芯のようなものが入った気がしました」などの感想があり、実際に身体で体験するなかで、人間にとってのエネルギーの本質の一端が理解された様子で、まさに実証先にありきの大切さが改めて浮き彫りになった講演会でした。



<本に宿るエネルギー ②>

四つん這いの人の四肢を引くことで、その強さの変化を検証

1組にだけ、背中に塾長の著書を置くと、その組だけでなく、全組とも強くなる

エネルギーは伝播する



実践検証は、客席全体でも行なわれた



<気による調和の力 ①>

1列先頭者が突き出す親指に手の平を乗せる女性 塾長が気を送ると・・・・

女性が動くままに1列は動かされていく 気による調和の力は、数や重さ、筋力が全く関係なくなる




<気による調和の力 ② 動画>




当日は、ステージに代わるがわる参加者が出てきて検証を体験。会場の座席においても、その場でできる検証を繰り返すなど、ほぼすべての人がなんらかの形で気の通った時とそうでない時の身体変化を体験し、参加者からはその率直な感想をたくさんお寄せいただきました。


以下に参加者の感想をご紹介いたします。 末尾に教師塾の感想もあります。



〈参加者の感想〉


●奈良 教員 28歳 男性

「見えない力」=気が在ることを知り、世の中の見方が変わりそうな気がします。その見えない力が自分にも在るということも分かり、今まで何気なく負のエネルギーを出していた時、たしかにパワーがないような出来事があったことに納得しました。自分のエネルギーを感じ、空間というものが今までと違って感じました。


●京都 会社員 女性

開始時は手足が冷たかったのですが、途中から温かくなりました。宇城先生の気が伝わってきました。ありがとうございました。


●大阪 介護職 26歳 男性

「身体が先」ということを強く感じました。

今の状況、事実・真実・真理の観点から俯瞰して考えることで、見えてくるものがあることを学ばせていただきました。実践を通して自分を成長させていきます。


●愛媛 52歳 女性

気を体験できて興味深かったです。

本のエネルギーでコロナも安心です。ありがとうございました。


●京都 教員 46歳 男性

本日も多くの示唆をいただきありがとうございます。

仲間も引き連れて参加しました。一年前に初めて宇城先生にお会いしましたが、改めて統一体を実感できました。人格に対する考え方が変わります。


●京都 70歳 女性

信じられないような経験をさせていただきました。

呼吸法を勉強したいと思いました。ありがとうございました。


●京都 会社員 28歳 女性

1年半ほどご無沙汰しておりました。長い期間、宇城先生にお会いすることが出来なかったのですが、今回の講演で久しぶりにエネルギーを肌で感じ、満タンになりました。競技を続けると決めて走り続けておりますが、やはり消費するだけの形ばかりのスポーツになっていたと思います。エネルギーと調和、なにより「謙虚」に「素直」な気持ちで、エネルギーを伝えるような活動をしていきたいと思いました。


●大阪 学童保育指導員 54歳 男性

講演会では、タコの擬態七変化の映像、統一体、部分体、気の流れを止める筋トレのお話、気による連鎖投げ、宇城先生による身体に気を流す呼吸法の実践方法、参加者による実践等々、人間の眠っている潜在能力の開発を具体例を示していただきなたら、調和を大切にした人間力を育成する講義でした。

参加させていただくたびに、気づきを発見することができ感謝いたしております。より人様や子供のために行動できる人間になれるように精進していきたく存じます。


●京都 会社員 20代 女性

今回は沢山実演検証にも参加する事ができ、本当に楽しく嬉しかったです。

自分の身体を通し様々な体験をさせてもらった事で、「身体に気が通った状態」がどの様な感覚なのかわかりました。

自分の中で眠っている潜在能力が活性化され、沢山の不思議体験をする事ができました。


気が通った状態になると、身体が硬くなったり、重たくなったり。机に腕が吸い付き動かせなくなったり、手のひら同士がピタッとくっ付いたり。不思議な変化が沢山起きた。


力では大人たちを動かす事ができなかったが、気の通った調和した身体だと、簡単に大人たちを押したり、引っ張ったり、投げたりする事ができた。その時力は必要なかった。逆に少しでも余計な力が加わると、上手くいかなかった。


講演会が終わる頃には、会場内のエネルギーは最初よりはるかに高いものに変化されていると思った。参加者全員の波動が上がっているように感じた。


子供の頃に感じていたような「なんでもできそうな気がする」というような、無敵な感覚がよみがえりました。今も非常に強いポジティブなエネルギーが私を包んでいます。


今回の講演会でも沢山の気付きを与えて下さり、本当にありがとうございました。

呼吸法、調和の心、愛を持って行動するなど、これからも日々の生活で実践していきます。




 

■宇城教師塾

同日午前中に行なわれた教師塾。

年間を通して4回開催する特別塾で、全国の中学・高校の教員が学んでいます。


受講感想文をこちらでお読みいただけます >>>[2020年8月 宇城教師塾 感想文]








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宇城憲治 出版記念講演会「宇城空手と気 ― 気の実証講演会 ―」

2020年9月21日(月祝)  [詳細・申込]

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