東京実践塾 感想文 2021年10月~ 2021年12月




■K.A 会社員 東京


いつも熱のこもったご指導ありがとうございます。


 先生いつも仰る、「我が人生 常に怠りなく 枯らしてはならぬ あすなろの木」という言葉が改めて心に残りました。これまではあすなろが檜に「明日なろう、明日なろう」というように常に努力を怠ってはいけないという意味だと単純に捉えていました。しかし、今回単なる戒め以上のものを含む常に現状に満足せず良くあろう変化しようとし続けるその状態こそが大事であるという風に感じられたからです。


 何かうまくいったり気付きがあったりした時にすぐに何かできたような気になりこれでできたと満足して調子に乗ってしまうのですが、そうなった時にはすでにできない状態になってしまっています。それは先生から気をかけられて良い状態になっていても、よっしゃとやると切れてしまう検証からも明らかです。


 技がかかる、できる状態の時にはできる雰囲気に包まれていますが、これでできたと満足したり調子に乗ったりするとそれは消えてしまいます。これで良いと進歩を止めた時にはすでにできない自分になっているのです。先生はこれを「現状維持は退歩である」という別の言葉で示してくださっております。


 何かに成ったり会得したりすることが大事なのではなく、常に変化し進歩成長を続けること、その状態こそが肝要であるということを説いてくださっている言葉であるということを改めて感じ、その深さに今更ながら気付いた次第です。


 人間は完成形に成るのではなくすでに完成形で、それを妨げているのは自分の癖です。もうこれで良いという思いも完成形を曇らせてしまいます。常に進歩成長しようと変化し続ける状態、謙虚さが完成形を曇らせない状態なのだということを肝に銘じて、日々修行に励みます。


 素晴らしいご指導、いつも本当にありがとうございます。

 どうぞ今後とも厳しくご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

■N.T 会社役員 千葉


宇城先生、本年もご指導ありがとうございました。


 秋季合宿でも細胞のスピードが如何に早いかを実証によりご指導いただきましたが、12月の稽古でもナイフを使ってご指導いただきました。一番前に座った塾生の後に何十人もの塾生が自分の前の塾生の背中に両腕を添えただけの形で並び、先生がナイフを座った塾生の手を刺そうと言う動作を行った瞬間、最後列の塾生まで刺される恐怖を細胞で感じました。それは、ナイフでなくてもボールペンでさえ先生が気を入れて刺そうとすれば、同じ様に細胞が危険を感じ全員に伝わり、一瞬にして細胞が変化するスピードに圧巻いたしました。


 この様なご指導をされる先生の様な方、またこの様な実体験をさせていただける弟子は世界に私達しかいないと思います。私達塾生は当たり前の様に毎回ご指導をいただいていますが、言葉では表せない程の感謝しかありません。


 先生が以前仰っていましたが、生きているだけで感謝しなくてはならない。日常では様々な場面で不平を言ったり不満を感じる事が多いですが、全て自分の我であり、自分自身の問題です。その我を引っ込めるために型と言う鋳型に自分自身をはめ込む稽古をしなくてはならないのですが、外面を意識し過ぎる型ではなく日常での姿勢、目線、心の在り方等を見直した結果、型に現れる様に一人稽古を行っていきたいと思います。


 またこの一年以上、木刀を使った稽古をご指導頂き、剣の稽古が空手にも繋がり、改めて剣の深さ、型の深さを知ることが出来ました。アーカイブにて少年部の審査会の動画を拝見いたしましたが、木刀、型、分解組手の何れも素直で柔らかく、自由に動いて見える様でぶれない動きに感動いたしました。何より真っ直ぐな目線で行っている事は大変勉強になりました。武術に上手い下手は無いと言うお言葉を思い出し、子供達の様にとはいかないまでも一人稽古で迷った際は是非参考にしたいと思います。


 来年もご指導の程よろしくお願い申し上げます。

 

■M.N 会社員 神奈川


宇城先生。


 いつも大変素晴らしい実践塾の稽古に参加させて頂き誠にありがとうございます。


 毎月の実践塾において宇城先生の技や気の実証を拝見させて頂く度に、宇城先生が今もなお日々成長変化されている事を感じております。


 前回の稽古において、集団で組み合っている私たちを、宇城先生が触れることなく左右へ引き離してしまった時など、以前体験させて頂いた時以上のエネルギーと重み、スピードを感じました。今まででさえ、触れることなく大勢の人間を動かしてしまう現象にただただ驚いていたのに、日を追うごとに更にその技が進化されていることを体験させて頂き、本当に言葉では表現できないほどの驚きしかありません。


 また無意識、統一体などの概念に気付く機会を、あらゆる方法、検証を通し、意識と部分体に凝り固まった私たちに体験させ、気づかせて下さる宇城先生のご指導に、いつもただただ頭の下る思いが致します。前回の稽古では、ナイフと気を使って、気や呼吸、怯えなどが、脳では全く感知できないほどのスピードで、いかに多くの人に一瞬で伝播するかを体験させて頂きました。気や怯え、腹が据わるなど、目に見えないが確かに存在する武術に必要不可欠な要素を、こんなに分かりやすく体験できる場など他には無いと思いました。


 宇城先生は「細胞は受け取る力を持っているが頭がそれを使えなくしている」と仰いました。動物には地震予知能力などの人間には無い第六感のようなものがあると聞きます。宇城先生からも動物や植物などの自然界において、人間には到底解明できないような現象がたくさんあることをお話頂きます。前回の検証を通し、人間に第六感が無いのではなく、身体、細胞レベルで目に見えないものを普段から受け取っているが、そのことに気づける能力が私たちに無いだけなのだと思いました。


 また、稽古において、「AIやスマホなど、科学技術はすごいスピードで成長しているのに、現代人の身体能力は成長していないのも同じ」と仰いました。そのお言葉を受け、宇城先生の技を拝見させて頂くと、人間にはとんでもない潜在能力が本当にあり、科学技術の成長と同様に、人間の身体にも常識では考えられないような変化、成長をする可能性が誰にでもある事を、宇城先生は身を持って教えて下さっているのだと感じました。


 前回の稽古において、宇城先生が仰った「本来人間にはとんでもない能力が備わっている。愚痴を言ったり、下らないことをしている暇など無い。時間が勿体無い」というお言葉に大変感動致しました。本当にその通りだと思いました。


 私たち現代人は、競争意識と物質的価値観の教育を受け、いい成績を取って競走に勝ち、いい学校を出て、いい会社に就職して、他人より恵まれた人生を送るという価値観を植え付けられてきました。しかし、この幻想でさえ今は崩壊しています。


 日本には、世界に誇れる立派な歴史と伝統文化がありました。それは、無意識的に今の私たちのDNAにも刻まれていると思います。物質的に恵まれている今の日本人の幸福度が低く、自殺率が高いのも、身体が細胞レベルで何かを受け取る力があるように、日本人の身体が今の日本を拒否しているからではないかと思いました。


 以前宇城先生が、「経済的理由で日本の出生率が低いのではない。戦後はみんな貧しかったが、たくさんの子供が生まれた」と仰られておりました。そのお言葉を思い出し、もしかしたら、滅亡する民族と身体が感じ取っているから日本の出生率が低下しているのではないかと思いました。


 アーノルド・トインビー博士が提唱した有名な言説で「滅亡する民族の3つの共通点」があります。①自国の歴史を忘れた民族は滅びる、②すべての価値を物やお金に置き換え、心の価値を見失った民族は滅びる、③理想を失った民族は滅びる、という3つの提言は、正に今の日本を言い表していると思います。また、私たちが受けてきた戦後教育には、この3つの概念が意図的ではないかと思うほど抜け落ちています。


 余談になりますが、①に関しとても驚いた話を先日知りました。それは、アメリカの歴史教科書には、日本書紀の日本誕生の神話が書いてあり、イザナギ、イザナミから今上天皇までの皇統の歴史を、アメリカの学生が学んでいるという話でした。私は学校で日本書紀の内容を学んだ記憶はありませんが、戦前の学校教育では必ず日本書紀の内容を教えていたそうです。


 あるアメリカのビジネスマンが、日本から来たエリートビジネスマンに「アダムとイヴと、日本のイザナギ、イザナミはどう違うのか?」と質問したところ、その日本人は何の質問をされているかも分からず、呆れられてしまったという話もあったそうです。このようなエピソードは数え切れないほどあります。


 宇城先生が常々警鐘を鳴らして下さるとおり、日本は滅ぶべくして滅びる方向に教育され、その通りの道を歩んでいると改めて感じました。


 しかし、宇城先生の伝えて下さる身体を通した気や武術の教えは、滅亡していく民族に対し、大きな答えを与えて下さっているように思いました。宇城先生の教えは、武術に止まらず、芸道、仕事、教育、政治経済、歴史など、あらゆる分野に、古の技を再現した身体をもって、私たちに今まで聞いたことが無い、全く新しい見識を伝えて下さります。それは、今の私たちの価値観や認識のレベルがいかに低いか、そして、過去の先人達や、自然、動物のレベルがいかに高いかを身体を通して感じさせて頂けます。


 宇城先生のご著書に「武術を学ぶと理想が高くなり、理想が現実となる」というお言葉がありました。そして、気や武術的身体を身に付ければ、誰も考えもつかなかった様なとんでもない事をできる人間になる可能性がある、と宇城先生は仰います。日本人が、もう一度、理想を持った民族に戻れる可能性があるとすれば、そのような今まで誰も思いもつかなかった考えや行動を起こせる身体を持った人間が、様ざまな分野で一人革命を起こしていくことしかないと思いました。


 本年もご指導ご鞭撻を賜り誠にありがとうございました。今年一年の稽古を通し、稽古においても実生活においても、大切なのは謙虚な心を持つことだと改めて感じさせて頂きました。「進歩成長とは、変化する事である。変化するとは、深さを知る事である。深さを知るとは、謙虚になる事である」というお言葉のとおりです。


 前回の審査会の講評において頂いた、「無くて七癖あって四十八癖」「我が人生常に怠りなく、枯らしてはならぬあすなろの木」というお言葉は、謙虚な姿勢を保つ上で決して忘れてはいけないお言葉だと感じました。来年も、この頂いたお言葉を肝に銘じ、稽古に励んでいきたいと思います。


 来る年の宇城先生の益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

■K,S 会社員 東京


今年も1年間毎月東京までお越しいただきご指導くださり誠にありがとうございます。また日頃の先生のお心遣いに心より感謝申し上げます。


 細胞は全てを見抜いている。最近の稽古でそのことをより感じています。今までの常識、特に力の概念とは全く異次元の世界が宇城空手であることは明瞭です。先生とお会いする度に細胞が勝手に反応し、よみがえり、翌日から仕事や人間関係が劇的に変わります。頭での理解や我欲をもっと捨てることができればより大きな変化に繋がると確信しています。


 また稽古にて細胞が動いているということを感じるような実証をたくさん体感させていただいています。先生に気を通していただいた後に2人1組になり実証しました。相手の身体のどの部分を掴んでも細胞が生き生きと動いているような感触を感じました。


 また先頭の手に先生がナイフを刺そうとした時、後ろの列にいた私の身体の細胞が一斉に背中の方に逃げていく、そのような実証もいただきました。すべては細胞であり心の在り方だということを感じました。


 江戸時代の剣豪の最高レベルの技を一瞬で、しかも全員に体感させていただける。歴史上を見渡しても宇城先生しかできないことですしあり得ない世界です。先生からは「0.1%のやる気」と仰っていただいています。その域にも全く及んでいない自身の学ぶ姿勢に反省しかありません。


 12月の稽古では帯を引っ張り合い、周りが見守ったほうが強くなるとの実証を行いました。その後帯の中心にフォーカスし思う方向に動くという実証を行った時に大きな気づきを得ました。先生が以前から仰っていただいている自身の細胞にフォーカスをあてれば思う方向に動くと何度もご指導いただいています。ほんの少しの入口であると思いますが今までにない感覚を確実に感じました。あらゆる日常でも実践していきたいと思います。


 12月の稽古後に懇親会がありました。締めの挨拶にて榎本師範よりお話がありました。中村哲さんのアフガニスタンにて用水路を作り65万人が救われたお話をされていました。そして「宇城先生は人間の心の井戸を掘っている」と仰っていました。大変感動いたしました。


 堕落や強欲により人間の心は人類史上最も枯れきっています。そのことにすら気づかなくなっている平和ボケした日本人ばかりです。私も同様です。ですが、そのことに、誰よりも危機をいただき、警鐘を鳴らし続けてくださっているのが宇城先生です。先生の情熱と愛情により我々の心に確実に水が涌き出てきています。


 しかし我々の受け止める度量が小さいので、このような変化しか起きていません。もっと我々一人一人が一人革命に邁進し、先生の本当の教えを受け入れるよう変化していかなければならないと猛省いたしました。


 拓治師範からは「稽古しているつもりだった」とのお話でした。我々からしたらとんでもなく稽古に励んでいるにも関わらず、そのような言葉を発していました。両師範の挨拶しているお姿を見て、宇城空手に入門出来たことを心から嬉しく思いました。本当に良かったと思っています。


 これも宇城先生の存在がそのようにしているのだと感じました。すべてはリーダー次第である。まさに生き方、生き様を通じ誰よりも実践してくださる先生のお姿に心から感動しています。私の生涯を通じてほんの少しでも先生に近づけるように今後とも精進して参ります。


 1年間ご指導ありがとうございました。心より感謝申し上げます。 年末に向け、くれぐれもご自愛の上、おすこやかに新年をお迎えくださるようお祈りいたしております。


 来年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

■I.K 自営業 神奈川


宇城先生、榎本師範、拓治師範、いつもご指導ありがとうございます。


 10月に大阪の審査で、11月、12月には東京の審査で、子供さんたちの、柔らかく素直で力みのない型や分解、特に麻那さんの、ブレの全くない、それでいてパワー溢れる型や分解を拝見し、どれだけ自分がその対極のところの稽古をしているかを思い知らされました。


 そして先日の榎本師範の型と分解には心底圧倒されました。先生はよく型に魂を込めよ、とおっしゃいますが、まさにこのことだと感じました。稽古回数はもちろん桁違いと思いますが、それだけではない、もっともっと内面のマグマのようなものをずっと培われてこられたものを発動されている、そんなふうに感じました。


 稽古では、細胞が知っていること、その知っている細胞を、頭、意識で蓋をしない稽古の大切さを繰り返しご指導いただきました。気によって体験させて頂いている、できる自分。そのできる自分を取り戻すには、子供さんや師範が見せてくださった、徹底した素直さ、ひたすらの型稽古、そして寄り添う実践であること、その明確な方向に向かって、あとはとにかく迷いなくいくだけ、精進するだけとあらためて思っています。


 ますます進化し深まっていかれる先生を日々間近に接し、その待ったなしの勢いに、もたもたしていてはならないと強く思っています。更なる経済格差、自然災害、政治の心なし、加速する一方の課題に対し、右往左往せず、しっかり向き合える自分であらねばと、そのための修行と思っています。


 一年間、誠にありがとうございました。

 これからもご指導、何卒よろしくお願い申し上げます。