2016年12月15日
緒方 孝市(広島東洋カープ監督)
勝とうが負けようが関係なく、今日一日、自分の野球ができたな、と。
できなかったら『なぜできなかったのか』と、それを一日一日積み重ねていったのです。
そうしたら選手がグラウンドで結果を出してくれたのです。
薬監督に就任して2年目の2016年9月、広島カープを1991年以来25年ぶりのリーグ優勝に導いた緒方孝市監督。
1986年にドラフト3位で広島東洋カープに入団以来、走攻守の三拍子揃った選手として活躍し、FA権を獲得後も、多くの球団が獲得に意欲をみせるなか、「自分を育てた広島に恩返しがしたい」と残留。
選手、コーチ、監督を通してぶれない広島への愛着が形となった今回の優勝。選手時代の2002年より師とあおいで学び続けた宇城憲治氏と、来季に向けての信念とこれからの野球について語り合っていただいた。(大阪・江坂 視覚情報センターにて)