2017年4月30日
岩井 喜代仁(薬物依存回復施設 茨城ダルク代表)
自分の信念の中で破ってはならないものがある。それを教えられたのがこの25年です。
それは正直に生きる大切さです
どう考えても病んでいる子たちを捨てる、手放すことができなくて。
これは一体自分の中の気持ちとして何がそうさせるのか。
たぶんこれが自分で分かった時に俺は初めて棺桶に入るんだろうなと思ったんです。
薬物依存回復施設ダルクに出合って25年、自らも回復の道を歩みながら、多くの依存者を救ってきた岩井喜代仁氏。 国の矛盾する体制と、世論の無理解、無関心という壁に囲まれる中、様々な課題に一つひとつ忍耐と情熱をもって取り組んできた岩井氏が語る薬物問題は、これまでのマスコミの報道からは得ることのできない真実を明らかにしている。 世界は違っても、国を憂い、子供たちの未来のために戦い行動する同志・宇城憲治氏と、人として、男として、どう生きるかを、語り合っていただいた。 (神奈川県新横浜にて)