2020年7月21日

写真家  野村哲也 

写真家 野村哲也

10代、20代の頃は、
 
写真家というのはひたすらシャッターチャンスを
 
待たなければいけないと思い込んでいました。

でも30代、40代になり、
 
僕にとって最良の状態、必要なものを見せてくれるのが
 
『自然』なのだと教わりました」(野村)


 
10歳から一人旅を始めた野村哲也さんは、高校時代から山岳風景や野生動物を撮るようになり、今や南米や極地など、150ヵ国以上の国々に被写体を求め、世界を舞台に活躍する。

とくに南米に行き出してからは、様々な偶然や奇跡を体験するようになったという野村さん。それはカメラを構える野村さんと自然との境界線が消え、無意識の中でこれまでにないような珠玉の写真が生まれるというもの。

気の世界を探求し、自分自身はもちろん、第三者にもその世界を示すことができる宇城氏は、「そこには気の法則性があり、すべてと調和融合を可能にする気のエネルギーは、心が差となって起こる。それが真理であるから」と語る。

対談では、宇宙の産物である人間の身体の不思議とともに、インカ文化に見る古代遺跡のパワーを土台に、あらためて人間とは何か、そのあるべき姿について語り合っていただいた。

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野村 哲也 (のむら てつや
 

 
1974年、岐阜県生まれ。

“地球の息吹”をテーマに、北極、南極、アフリカ、南アメリカなどに被写体を追い求める。2007年末から南米チリのパタゴニア、2010年から富士山&熱海、2012年から南アフリカ&イースター島と2年ごとに住処を変える移住生活を開始。現在までの渡航先は150ヵ国に及び、世界193ヵ国踏破を目指す。

秘境ガイド(主に南米やアフリカ)やTV出演(NHK「ホットスポット」「ダーウィンが来た!」など多数)、マスコミの撮影アテンドに携わり、国内外で写真を織り交ぜた講演活動を精力的に続けている。ナショナル・ジオグラフィック・フォトコンテスト2017世界第2位、英国科学雑誌NATUREの表紙に写真提供、Sony  Academy専属講師、著作物14冊(最新刊は『ポリネシア大陸』福音館書店)。

#季刊道