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稽古照今




古(いにしえ)を稽(かんがえ)、今に照らす

稽古照今
宇城憲治語録集〈二〉

著者   宇城憲治 定価   本体1,400円+税 ISBN   978-4-910001-13-5 判型/分  四六判上製 144頁 発売日   2021年3月19日発売




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武術の究極「気」に満ちた写真語録集、第二弾!

今、私たちが直面する様々な問題を解く鍵は、
すべてとの調和・融合にある――

現状脱却の原動力、
武術の究極からにじみ出る
珠玉のメッセージ!

本書は、『一人革命』に続く写真語録集 第二弾です。

空手実践塾や宇城道塾、国内外のセミナー等の実践の舞台で 宇城氏が発した、その時々の「生」の言葉と、写真の記録です。

技術者として、経営者として、武術家として、 常にトップを走ってきた氏の言葉の奥には、 常に、実践があり、覚悟があり、一人でもやり抜くという 気概があります。

実践の言葉は、読む人の勇気を呼び起こし、 行動するエネルギーとなる!

本書が人として、親として、指導者として、上に立つものとして、 希望ある道へ進もうと願う、すべての方の力となると信じています。

著者メッセージ

――『稽古照今』の発刊にあたって――

科学や技術は世の中に新しい有用性や便利性をもって時代を引っ張ってきました。一方、宗教やスピリチュアルなものは、我々の心配や不安に対し、心の拠り所として、それぞれの時代で我々を引っ張ってきました。 そのような中、私はビジネス界においては、主に技術開発に携わり、新規性、進歩性をもって様々な特許を取得し、また仕事と並行して、沖縄伝統の空手、日本伝統の居合を長年修行してきており、今も継続しています。

そういう自分の生き方の中から見えてきたことがあります。それは、科学や技術、宗教やスピリチュアルなものだけでは片づかない世界があるということです。 それは「気」という存在です。

気という言葉は日本には昔から、「元気、勇気、病気、天気、気が利く、気になる……」などというように、たくさん存在しています。ところが肝心な「気」の実態は見えていません。

「気」は目に見えないだけにエビデンスに乏しく、たとえ自分の体験や考えを述べても、科学の世界から見れば非科学的とみなされてしまいます。また一般の人からは疑心暗鬼を抱かれがちです。

そこで私は「気」によって起こる数々の事例――今の常識や科学や医学をもってしても考えられないような事例――を「実証性(いつでも)、再現性(何回でも)、普遍性(誰がやっても)をもって実証することにより、目に見えない「気」を見える形にしてきました。

これまでも気による具体的な実践や実証は、宇城空手実践塾や宇城道塾や体験セミナーで示してきましたし、DVDや書籍等でも示しておりますので、興味のある方は参考にしていただければと思います。

今回の『稽古照今』宇城憲治語録集〈二〉は、『一人革命』に次ぐ第2弾の語録写真集です。本書では、日々の稽古から分かった「気」の実態を、その時々の現場のエキスがつまった言葉と写真で示しています。

人間の潜在力のすごさを示す本書が、生き方で迷ったり、不安になった時、あるいは、現在のコロナ禍のパンデミックにあっても、前向きに進む勇気や希望の一助になれば嬉しく思います。

 

目 次

はじめに

一、無意識の心

他尊自信 心には嘘がない 心の発動 戦わずして勝つ 型は美しく、技は心で 心の働き すべてと調和する 無力化とゼロ化の実践 無の中に存在する有


二、時間

未来は「今」の中にある 自分の時間を生き切る 大転換の時 人間とは「間」のこと 「絆」を生む五次元の世界 細胞に聞け 細胞の時間 生かされて、生きている我々


三、気づき

視点は高く、視野は広く 信じる力 人は「気」に包まれて生きている 正のエネルギー「気」 一人革命のすすめ 行動の原点 自覚こそが変化 活力源 土台をつくる 自分の「なぜ」に答えがある 真理を問い続ける


四、稽古照今

稽古照今 不変の真理 次元を変える稽古 未来を変える統一体 突きのあり方 できるか、できないかを問う稽古 一隅を照らす 土壌をつくる 頂点への道


五、師

本物との出会い 指導の本質 極意とは 師の中に入っていくパスポート 師を自分に映す 生き様を見せる 真剣勝負とは自身との闘い エネルギーを与えるもの

おわりに

 


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