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京都 実践講演会が開催されました


去る1月29日(日)、京都市にあるハートピア京都にて、宇城憲治塾長による実践講演会が開催されました。



心配された雪の影響もなく朝から快晴に迎えられた当日は、午前9時から12時まで教師塾が開催され、午後12時半より、実践講演会が始まりました。



当日は全国から大人70名、学生・子ども50名、定員を上回る総勢120名が参加、3時間半にわたる講演会は始終熱気に包まれました。 講演会の冒頭では、水泳やサッカー、陸上、野球など、これまで各スポーツ界で活躍したアスリートや監督クラスを宇城塾長が指導している様子の動画が放映されました。 分野が違っても各アスリートの技術力がアップするということは、その指導そのものが、今のスポーツ界に見るような分析型、部分体指導ではなく、生命体としての全体性すなわち統一体としての根幹指導であることが示されています。 冒頭の講義では、自然界の木々や昆虫などが、互いにコミュニケーションを取り、助け合って、共生のネットワークを築いているということが最近の科学で実証された事を踏まえて、本来人間も目に見えない電波でやり取りしているはずであるが、現実は対立しコミュニケーションが取れていないこと、ここに戦争や地球環境破壊なども起因しているというお話がありました。


その時のお話を教師塾塾生の感想文より紹介します。


「最初に、ヤナギを食べる虫とテントウムシについての話。また同様にアカマツをマツハバチの幼虫に食べられるとシジュウカラを呼ぶ。目に見えない信号が出され、それをキャッチする。それも広い広い世界の中でそれが自然と行われている。

更には、落葉樹と常緑樹の関係。菌糸を通じて、お互いに助け合う関係の映像と説明を聞かせていただくことで自然界がいかにして命をつないできたのかを知り、衝撃を受けました。これは最新の研究でわかったことかもしれませんが、ずーっと昔から当たり前にこのようなことがあったということ。ただただ私たちが知らなかったということ。

では、人間界に目を向けるとどうでしょう。

戦争、受験勉強、競争社会など、困っている相手がいれば助ける。仲良くなる。どころかむしろ見放す。蹴落とす。というような関係となっています。当然目に見えないSOSの信号はキャッチすることは出来ず、自殺者がどんどん増えていくことも改めて納得させられました。年間2万人。出生率は年間80万人程度となっている今の日本。この数字から私たちはどう受け止めるべきなのか。益々『希望が見えない日本』が加速していく今の現状を打破していくためには、教育に関わるものとして、学校教育を通じ、仲間を大切にすること。学ぶことを好きになることを徹底して取り組んでいかなくてはいけないと感じました。」 目に見えない電波を、見たり聞いたりといった五感を通しての感知ではなく、私たちは植物や昆虫と同じように、細胞レベルでメッセージを受け取ったり発信したりしていること。とくに子供には言葉以上にそういった方法によるコミュニケーション能力があるにもかかわらず、それが閉じてしまっているのが現実であり、まさに実践検証は、その閉じた蓋を開けていくというものでした。 今の社会や大人が理屈や言葉を優先させることで子どもの電波がャッチできなくなっている現実に触れ、子どもの持って生まれた潜在力に蓋をせずに自由に発揮させていくためには、大人こそがそうした目に見えないメッセージのやりとりの真実にまずは気づき、それを受信していく力を取り戻す大切さが語られました。 「人間が今以上に力を発揮したり、自然界に見るネットワークを築こうとするならば、まずは対立や競争や欲を捨てねばなりません。調和のなかの競争はいいけれども、対立のなかの競争は逆に人間の力をより弱くしてしまうからです。 そして、勉強は「勉強道」に、スポーツは「スポーツ道」にする。道にするということは、好きになるということ。勉強が好きになる。野球が好きになる。それが本来の極めるということなのです」 塾長は私たちの細胞が活性化されることで、エネルギーという電波が出て、目に見えないメッセージを発信することができると言います。実演会では、その細胞を活性化していく方法を、正しい姿勢や挨拶といった自分たちでできる方法や、塾長に気を通してもらって細胞を活性化することで、今にあり得ないような力を発揮する体験を、大人だけではなく、子どもや学生たちに次々にさせていきました。まさにそれは、自らにある潜在力の一端の体験となりました。

以下に、実演会の様子と参加者の感想をご紹介いたします。 ※なお、午前中に開催された宇城教師塾の様子と感想は別途以下のブログにて紹介していますので、こちらをご覧ください。>>>[教師塾感想]



●[動画] 4人を相手にした腕相撲


常識では考えられない腕相撲の設定で、かつ大人ができないのに、子供ができるという事実。

大人の男性でもできない状況を、小学5年生の子どもが軽々と引っくり返します。

女性も全く不可能な状況ですが、赤ちゃんを抱くことで、できるようになっています。


なぜ、このような結果になるのでしょうか。

講義では、そこにある真実が説かれていきました。

まさに、今の常識は間違っているということです。





●[動画] 気のエネルギー


気を通すことで、人の重さが変わります。

重くなるだけでなく掴む人を投げることができるようになります。

さらに、その気は次々と連鎖していきます。


そこから見えてくる真実とは何か。

まさに今の常識や科学では解けない世界があるということです。冒頭の木や植物、虫などが目に見えない信号を出してコミュニケーションすなわち助け合っているという最近の発見の話からも分かるように、未だに対立構図をとっている人間界は遅れているということです。




●[動画] 挨拶で強くなる


正しい所作や、挨拶は、強い身体をつくります。




●[動画]屈伸が強くなる


両肩に負荷をかけた屈伸。

通常ではできないが、塾長の気によっての調和・融合の指導でできるようになります。

さらに、別のできない人の前で、できた人がやって見せると、できるようになります。

「映す」という指導法です。

まさに、これも調和・融合というコミュニケーションです。




●[動画]統一体の投げ


気を通してもらい、統一体になることで、調和・融合の時空が生まれ、自由自在の投げを体験。

今の常識では対立して投げることさえできませんが、子どもたちも、次々と体験していきました。

その変化に、自然と拍手が湧き起こります。



これらの実践事実から分かることは、対立・競争の構図をとっている人間界は、調和のコミュニケーションをとっている自然界からすると遅れているというより間違っているということが分かります。

ロシア・ウクライナに見る戦争、環境破壊などはまさに人間が創り出していると言っても過言ではありません。

今、その対立から調和への世界に切り替える転換期だと言えます。そこに気づくことです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   


※午前中に開催された宇城教師塾の様子と感想は別途以下のブログにて紹介していますので、こちらをご覧ください。>>>[教師塾感想]


<参加者の感想>


●愛知 中学1年 男子


今回で道塾は6回目です。6回行っているけど、毎回ちがうおもしろい発見をします。今回の道塾で最も印象に残ったのは、どんどん人をなげとばしている実践です。あおむけになって、宇城先生が気をかけて、かかってきた瞬間に手や足でシュッとやる。これが小さい子供でも大人を倒せるなんて、すごいと思いました。かかってきた人を一瞬で倒す。本当に印象に残りました。


うでずもうで、大人5人対宇城先生で、一気にガッと倒れて、遠くのはなれたところからでも手をクックイとやって5人を倒しているのがびっくりしました。どうやってやっているのかなと思いました。


礼儀作法によって身体の強さが変わるということを学びました。正しいあいさつ、しせいを毎日しっかりやっていきたいなと思いました。身体は頭よりも答えを知っています。うそをつくと体が弱くなります。逆に正直でいると体が強くなります。身体はうそをつかないです。うそをつかず正直に生きていきたいです。


2人ペアで手と手を合わせて、くっつく実践も不思議でした。ふつうはなれてしまうけど、相手の手をすりすりしただけで、くっついてしまうなんて、不思議です。手のどこにもひっかけてないのにすいつくなんて本当にすごいです。


2人ペアで一人は正座、もう一人はその人の肩をおして、立つという実践で、ふつうは立てないけど、手を出してクルクル回しながら立つ楽に立てる。どういうことなんだろうと思いました。宇城先生が気をかけると楽に立てるようになりました。


四つんばいになって、両手をつかまれて後ろにいっぱいつかんでいるという実践では、ひっぱれるわけがない列を気を通して引っぱっていたのがすごかったです。ちがう人がやって、できた人を見ながら進むと簡単に進んでいてびっくりしました。


人によりそうということは大事なことということを学びました。人によりそうと身体が強くなる。人が困っていたりしたら、よりそって助けます。


最初のTVで、水泳選手が宇城空手を習っていて、大会で優勝した。他の人よりもスタートが速かったです。ピーとなった瞬間に泳ぎはじめているのかなと思いました。まさに瞬発力だなと思いました。宇城空手は人にすごいパワーを与えているなと思いました。


今回も気についていろんなことを学びました。気はいろんなことを操れるんだなと思いました。体験塾はすごく楽しくて、おもしろくて、本当にたくさんのことを学びました。すごく勉強になりました。

本当にありがとうございました。



●大阪 大学2年 20歳 男性

欲をださずに物事を行なうと良い方向へと進むということがわかりました。

これを野球や野球以外のことにも活かしていきたいと思います。


●奈良 高校2年 17歳 男性

 どれも新鮮で刺激のある実技でした。なにより小学生や小さな子供たちが楽しそうに様々なことに取り組んでいたところがとても印象に残りました。あの笑顔に自分のすごさを引き出すヒントがあるのかと思いました。


●奈良 高校3年 18歳 男性

 日々の生活のなかでどうしても「我」を抱いてしまったり、他者と「対立」してしまうことが多かったですが、本日の講演で、他者との調和が非常に大切であるということを教えていただき、人生における大事な教えになりました。


●奈良 高校1年 16歳 男性

 小さい子供が大人を押し倒したり投げたりするのは当然無理だと思っていたけれど、それは人間の勝手な思い込みで、自分も体の使い方をうまくできれば様々な力が出せるのだと分かった。


●奈良 高校生 15歳 男性

 人の体の使い方について今までの自分の常識が間違っていたことに気づけた。野球の練習の時は筋力=力と持っていたけれど、エネルギーが大事だと分かった。学校の授業よりもためになったし楽しかった。


●奈良 高校1年 16歳 男性

 不思議なほどに体を動かされました。いままでの常識がいくつも覆される貴重な時間でした。


●奈良 高校2年 17歳 男性

 初めての実演を見て驚きの連続でした。

 人と調和することでパワーが出るとか、重力で体が重くなるとか、実際に体験することで体で感じることができました。


●奈良 高校2年 17歳 男性

 今までは筋トレや体力づくりが大切だと思っていたけど、今日の講演会で力は一瞬にして出せると分かりました。野球は敵との真剣勝負だと思っていたけど、調和することでお互いに力が出せると分かりました。


●大阪 大学生 19歳 男性

 反発すると力は弱まり自分の内にある力を相手に寄り添う、調和することで大きな力が生まれる。これからの野球のプレーにつなげ、自分を高めたいと思います。


●大阪 大学生 19歳 男性

 今までの自分の固定観念が間違っていたことに気づけました。

 全部大事なのはパワーだと思っていましたが、小学生たちが大人たちを倒したりしていたのを見て、そうじゃないんだと思いました。


●京都 教員 49歳 男性

 自分自身の身体の変化や力にも驚かされましたが、子どもや学生さんたちの変化に勇気をもらいました。最初は少し自信なさげな表情を見せていた学生さんたちも投げることや立ち上がることができたり、自分自身にこんなパワーが潜んでいたのか!という気づきとともに、急にぱっと顔が明るくなっていくところ、そいういう変化が連鎖反応のように広がっていくのを見て、本当に元気をもらうことができました。


●兵庫 高校3年 18歳 男性

 強く感じたことは、調和をするということです。

 スポーツをしている時は相手と戦う(敵対視)をしていましたが、調和をすることで自分の力だけではない力が働くと感じました。


●大阪 女性 

今回は会社の上司とともに参加させていただきました。上司の初めての経験への驚きや感動を共有し、私自身新鮮な気持ちで参加し学ぶことができました。

てんとう虫と植物が目に見えないものでつながり助け合っていること、植物もお互いに助け合って生きていること。本来の自然は、調和し共生していること。そして人間も自然の一部であり、目に見えないものを出し、受け取り、助け合って生きていくことが、本来の人間の生き方だということを、改めて気づかせていただきました。

未来や子どもたちを守るために自分ができる最大で唯一のことは、自分の変化です。言い訳をしないこと、2進法でその回転を早くして行動すること、人と仲良くし助け合うこと、先生が示してくださる人間の可能性に向かって、自分を変えていきたいと思います。


●兵庫 会社員 36歳 女性

最初から最後まで不思議で、頭がおいつかない、という気持ちもありましたが、身体の不思議を体験できてとても面白かったです。

気持ちで力が変わってくるのか、、と驚きもありました。


また、個人的には先生が「希望」という言葉をたくさん使われていたのが印象に残りました。

ワクワクする気持ち、などは私が管理職という立場上、日常で表現したりもしますが、「希望」というような力強い言葉を使えていなかったな、そこまでの存在(力を与えてあげられる)に至れていなかったな、という自己発見もありました。

貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。





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