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宇城道塾 2019年度 春季合同合宿が開催されました

去る2019年3月16日(土)、17日(日)、宇城道塾春季合同合宿が静岡県修善寺で行なわれました。

年2回、全国の塾生が一堂に会する合同合宿。

今回は、東京、大阪、仙台、熊本、岡山、名古屋の各クラスより60名が参加。宇城塾長と寝食をともにし、2日間にわたる講義実践を受講しました。

講義実践で塾長がつくられる雰囲気は、食事、懇親会、さらには移動時間まで途切れることがありません。その学びの雰囲気の中では塾生同士の懇親も学びのひとつとなり、年齢、性別、職業、出身地など一切関係なく、一気に心を開き交流できるのが、道塾合宿の醍醐味です。

先の見えない不安定な社会情勢の中、それに巻き込まれずに生きるために、心の強さ、身体の強さをどのようにつくるか。

合宿では、一貫してこのことが説かれていきました。

塾長は、実践(後述)で示しながら、次のように語ります。

「愛とは“信頼”の二文字なんです。  これをどんどんひろげていくと、強くなる。

 信頼できないと、弱い。

 相手に身をまかせられるということが、  自分に自信があるということであり、  相手を信頼しているということ」

相手と調和し、周りに溶け込む。 壁をつくらず、自分を開く。

講義と実践で、二日間途切れることなく体中に気を巡らせた塾生たちは、それぞれ戻っていく日常の中で、また大きな変化を感じることと思います。

心のスピードが身体を強くする

足をがっちりと押さえられ動けないが、 「お先にどうぞ」で・・・

前に進むことができる

調和によって伝播する力

気で通してもらい、一番端の人の腕を引くと・・・

一気に一列が引き倒される

気のエネルギーを体感する

ベンチを4人で持ち上げる

気で重くなるベンチ。持ち上げることができない

しかし、第三者が負荷をかけると・・・・

4人は「軽い」と感じ、持ち上げることができる

相手に身をまかせる

互いに指をかけて 、できる限り後ろに倒れていく

不安に感じたり、自信がないと、バランスがくずれて倒れることはできない

相手に身をまかせ完全に倒れきると、上から押しても強い

サンチンの型稽古

サンチンの型を行なう

普段の積み重ねを確認できるのも合宿ならでは

身体に気を通す呼吸法

宇城式 呼吸法を行なう

呼吸法で身体に気が通ったかを検証する

正しくできていれば、腕に負荷をかけられても強い

塾長による調和の実践

塾長の両腕を十数人ずつ取り付く

「力はいりません」とい言いつつ、一気に全員を崩す塾長

同じことを塾生も体験

塾長に気を通してもらい、同じことを塾生全員が順番に体験

宇城道塾  2019年春季合同合宿記念写真

以下に合宿に参加した塾生方の感想を一部紹介いたします。

2日間で得た気づきや自分の課題。

それにどのように取り組んでいくか。

道塾の学びは、講義・実践が終わってからさらに深まっていきます。

●茨城 自営業 50歳 男性 KM

StartFragment初日に嫌というほど自分の現状と内面がさらけ出されました。2日目、まさに今、私の進むべき方向に導いていただきました。

広い道場でのたくさんの実践検証に我の入る余地はなく、全身で宇城先生の統一体の世界を体感させていただきました。特に「時間」についての学びが深化したように感じます。今までの学びの積み重ねを頭が整理し始め、もう少しで言葉になりそうな気がしています。

また先生が何度も言われる通り、ここでの体感を身体に残し、それを広げ高める事が肝要であると思います。

「自分を信じる」、強烈に響きました。

事あるごとに聞こえてきそうです。

行動を変化させスピードを上げていきます。

全てが深い学びの宇城道塾合宿に参加出来ること心から感謝し、次回の変わらぬ御指導をお願い申し上げ、感想文とさせていただきます。ありがとうございました。EndFragment

●東京 樹木医 52歳 女性 KM

このたびの合宿もたいへん楽しく気づきの多い時間と経験を頂き、誠にありがとうございます。これも、宇城先生、事務局のみなさま、そして道塾の先輩方のおかげと深謝しております。とても密度が濃く、しかもあっという間の二日間でした。

私はよくばりな性質で、大切な教えはどれも記憶して持ち帰りたいと思い、頭を使ってしまいます。その結果、その場での実践や学びが薄くなることを今では自覚しておりますので、今回はそのような欲深い心は置いておいて、実践を楽しむことに専念いたしました。その方が楽しめ、その場にきちんと存在していれば、身体が記憶してくれることを実証、体験から理解できた気がします。

宇城先生のご指導により、与えられた自分の身体が賢く信頼に値すること、身体に任せておけば先生を介して気を受け取り、天から守ってもらえることなどの理解が今回の合宿でさらに増したと感じます。

今回の合宿でも、守られる、時間、人に喜んで頂くこと、人を幸せにしたり自分もなること、先をとる、スピード、意識、所作、形、心(気品・気位)など、とても多くの大切な教えを頂きました。それらを頭で記憶してわかったつもりになるのではなく、とっさのときに無意識で反応できるまで、日々修行を深めていきたいと思います。

感動的で楽しい宇城先生にしかなしえないご指導、そして、宇城先生につながる方達とともに過ごせる実り多い貴重な経験を大切に今日からまた自分の持ち場で、幸せを増やしていけるよう努めます。

本日は、工事現場で職人さん方に、樹木の治療と生育環境の保全のための作業に関する説明をして参ります。常に変化し、自分にできることを増やしていきます。

いつも温かいご指導をありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

●神奈川 パイロット 53歳 男性 TK

合宿を通して、いかに自分たちが部分体で生きているのか、ということを教えていただきました。

そして、統一体でいる時と部分体でいる時で、いかに世界が違って見えるのか、ということを体験させていただきました。

自分たちは、いつも意識するとしないにかかわらず、何らかの競争や対立の中で生きています。

そして、何かに拘って時間を止めてしまっているような気がします。

そのような生き方からは、決して統一体になれることはありません。

自分たちの「意識で行動をする」という癖をとっていかなければいけないのだと感じます。

しかし、その意識による行動は、あまりにも自分たちの奥深くに浸透しているので、取り去ることは容易ではありません。

そこを追及していくことが修行なのだと感じました。

常に正々堂々と、心を開いて行動していくことによって、変化はもたらされるような気がします。

そして、その時に初めて気品気位といったものが外に現れてくるのだと思います。

ありがとうございました。

◆2019年宇城道塾 受講申込受付中

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