2017年5月 熊本 宇城道塾 第2回 受講生感想文
「何もしない強さ」を自分の感覚ではっきり感じた
福岡 自営業 42歳 女性 NF 今回の道塾では「人間の可能性」がテーマでした。 仙骨を立てる、死足にしない、という正しい正座を教えていただいた後に5人の男性の列を倒せるかどうかの検証をさせてもらいました。 一番前の男性に私の手が触れるか触れないのときに吸いつくような感触があり、押す必要がないことがはっきりわかりました。 「押そうとする、引こうとする、というような何かしようとする身体が一番弱い、何もしないこと」と先生が仰るように「何もしない強さ」を自分の感覚ではっきり感じることができたことは衝撃でしたし、正しい正座で自分の身に纏う空気感がそれだけ変わるということを重く受け止めました。 もうすぐ3才になる息子と接しているとこれまでの先生からの教えの深さを改めて感じる機会が増え、日常の「今」という時間をいかに薄く過ごし、いかに気が抜けていたかに気付かされることが多くなりました。色んな情報が溢れる混沌とした世の中で迷うことなく子育てができるのは宇城先生のおかげに他なりません。先生の教えをもっともっと人生に活かしていきたいです。本当にありがとうございました。
人生をいかに生きるかを教えて頂いています
大分 自営業 57歳 男性 TM 宇城先生、熊本道塾でのご指導誠にありがとうございました。 今回の道塾では、正しい正座を教わりました。仙骨を押し出し、腹を下げて、気持ちを切り替えずに座ると、上から押さえられても難なく立ち上がることができました。 同じ所作で、多数の男性を押すこともできました。腕力など無意味なことが、改めてわかりました。しかしながら、ついつい筋力に頼ってしまう毎日です。 先生の正座は、更に別次元であり、紙一枚が抜けるという信じられないものでした。先生の形だけ真似して、腰を浮かせても、無意味であることもわかりました。 まずは今回ご指導して頂いた正座を繰り返し、身に着けていきたいと思います。 先生が気を入れて下さり、縦一列に並ぶ人たちを導くという検証がありました ついつい引っ張ってしまい、先生から“引っ張るのではない”というご指導を受ける場面がありました。先生が気を入れて下さり、引っ張る必要などないのに、我が出るから導けないのだと思います。 動作以前の、心の在り方が大切なのだとわかりました。横着せず、日常の中で、気がついたら席を譲っていた、ゴミを拾っていた、という自分に なれるように精進してまいります。 私は50歳で道塾に入塾させて頂き、今年で9年目を迎えました。入塾当初は、先生のような気を使えるようになりたいという思いが強かったと思います。月日が流れていく中で、宇城先生が人生の師となりました。人生をいかに生きるかを教えて頂いています。先生は、長い年月を掛けて命がけで身につけたものを私達に与えて下さっています。もっと真剣に、覚悟を持って学んでいきたいと思います。 私は、宇城先生の存在自体が教えであることに気付きました。今後とも厳しいご指導をお願いいたします。
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