2017年2月 仙台 宇城道塾 第1回 受講生感想文
自らの器を大きくし、「できる」をつないでいける人間になりたい
東京 会社員 26歳 男性 SM 今回も貴重なお時間をありがとうございました。平成29年が世界の変化の臨界点にあるというお話をいただきました。一層気を引き締め、自ら情報をつかみに行くこと、自分の頭で考えること、自分の中にぶれない芯を創っていくことを忘れずに居たいです。 音楽の波動によって、身体が変化していくのは本当に不思議でした。波動というものが確かにあり、今の自分では感知できないものがこの世界には確かに存在している、ということを改めて感じました。知らないこと、わからないことのほうが圧倒的に多いのに、なんとか知っている知識の中から答えを出そうとしてしまうのは、頭脳の癖、今までの悪い訓練の結果だと宇城先生は毎回示して下さいます。 体験は身体に残るが、頭で理解した知識はすぐに忘れてしまう、という内容も非常に自分の実感を伴うものでした。頭で考えたことは痛みを伴わないので、喜びも悲しみも薄れたものになりがちです。心を開いて自らをさらけだすことをもっともっとできるようになりたいと思いました。そのほうが人生楽しいと 思います。 4つんばいの人が前進する検証では、できる人が一人いることで全体の空気が変わり、柔らかい雰囲気になりました。一度その空気の中で体験をした方は、前に立つだけで全体に力を与え、まさに伝播・連鎖していく様子が明らかでした。 「できる」雰囲気の中では、不思議と心が安らぎ、動きの堅さがなくなります。なんとも言えない心地よさが調和の証であり、本当に尊いものだと感じます。小さな車輪では小さな穴にも落ちてしまうが、車輪自体を大きくすれば、穴に落ちなくなる。自らの器を大きくし、「できる」をつないでいける人間になりたいです。懇親会も2次会までご一緒させていただき、ありがとうございました。
音楽の力 その力の一端を身体で検証
宮城 会社員 60歳 男性 HK 今回の道塾のテーマの一つは波動でした。波動という言葉のイメージとして様々なとらえ方があるように思っていましたが、今回の道塾では音楽を使った実技でその存在をわかりやすく伝えて頂いたように思います。音楽を聴いて身体が変化します。それは実技で確かめられました。 二人で組み互いに手を合わせた実技では、聞く音楽によって相手に対して伝わる力が変わってきます。その力の方向にも区別があります。音楽を聴いたときに、気に入った音楽では気分が落ち着いたり、または元気が出てきたりすることは日頃経験していることですが、このように身体が変化し気が通った状態と同じになることはとても新鮮な体験でした。音楽を聴く行為が空気の波動としての音を身体で受信するという意味では波動という存在の作用をわかりやすい実技の形で提示してもらったように思います。アーティストが音楽には力があるといいます。まさにその力の一端を身体で検証した感じでした。 武道の型やお辞儀や正座などの生活の中での型、そして心からのお礼や感謝の言葉などが実証する気の世界について学んできているなかで、今回音楽というもう一つの身近な文化の側面が、気の世界を構成しているということにとても面白みを感じました。おそらく文学や絵画などの音楽以外の芸術もその完成度や本物度に応じて鑑賞する人に身体に気を通す波動を与えるのではないかと思いました。 波動は気よりも下に位置づけられるものだと。このことは今回学んだような波動を感じていくことが、気の世界の深さを知るための一つの段階であると受け止めています。波動という、より身近な形で深さの一端を示していただいたことは日々における気の世界に対する一つの気付きともなりました。 人間は地球、あるいは宇宙からの波動を“音楽”として常に聞いているのではないか、そんな気がした道塾でした。それは考えるだけで楽しくもありまたありがたくもあると思えます。 ご指導ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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