金 昴先(舞踊家 住職)



金昴先 韓国伝統舞踊

金昴先(韓国伝統舞踊 人間国宝後継者 四国八十八箇所霊場 第十三番札所「大日寺」住職)

『どうやって世界を平和にできるのか』を考え続け、わかったことがあります。

それは『日本が頑張ったら世界の平和が実現する』ということです。

世界各国を舞台に活躍する韓国を代表する伝統舞踊家であり、またお遍路で有名な四国八十八ヶ所霊場において唯一外国籍をもつ住職・金昴先さん。

大日寺住職であった夫の急死に急展開した金さんの運命は、一人息子の「父を継ぎたい」という思いに応えるために、言葉も文化もわからないなか、まずは自らが住職になることであった。

その金さんが現在目指していることが、「四国八十八ヶ所を世界遺産に」という夢だ。日本人以上に日本を愛する金さんの、夢の実現に向けた具体的な行動とそのバイタリティーは、自信と誇りを失いかけた私たち日本人に、元気と勇気を与えるものであった。


佐藤芳之

キム ミョウソン

韓国伝統舞踊「僧舞」人間国宝継承者。 四国八十八ヶ所霊場第13番札所大日寺住職。

1957年韓国生まれ。1976年より韓国舞踊の人間国宝・李梅芳氏に師事。1988年、韓国仁川市に金昴先舞踊団を設立。1996年徳島で舞踊公演した際に大日寺住職大栗弘栄氏と出会い、結婚、徳島へ。2007年4月に夫が急死したため、その跡を継いで一から修行をして翌年、四国八十八ヶ所で初の外国籍の住職となった。

2005年人間国宝継承者に指名される。2011年、大韓民国文化勲章受章。

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