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美輪 明宏(歌手・俳優)



美輪明宏

美輪 明宏(歌手・俳優)

「心」と「気」で悟る、人間の真実。

見えない世界を観る。

世代を超えて多くの若者の心を激しくゆさぶった「ヨイトマケの唄」。従軍慰安婦の悲しみを歌った「祖国と女達」。貧しさや戦争がもたらす人間の醜さ弱さそしてやさしさを、つぶさに見てきた美輪氏だからこそ届けられる魂の叫びだ。その美輪氏が語る「霊」の世界は、人間が時空を越えて、地球、宇宙のエネルギーに生かされている存在であることを教えている。

一方の宇城氏は、今の科学では説明がつかない「気」という存在を、客観性・再現性・普遍性という形で実現するなかで目に見える形にしている。

目に見えない世界にこそ、人間の真実がある――。そう言えるのは、両氏によって明らかにされていく「霊」と「気」の世界が、一つひとつの事実をさかのぼるなかで導き出されていく世界だからだ。

目に見え、数値化できる世界だけを基準としてきたこれまでの科学や教育のあり方に一石を投じる。


美輪明宏
 

みわ あきひろ

1935年長崎市生まれ。国立音大付属高校中退。17歳でプロ歌手としてデビュー。シャンソンを中心にタンゴ・ラテン・ジャズを歌い、銀巴里、日劇やTV、ラジオに出演。1957年「メケメケ」、1966年には自作の「ヨイトマケの唄」が大ヒット。1967年寺山修司主宰天井桟敷旗揚げ公演に参加、『青森県のせむし男』に主演。1968年『黒蜥蜴』主演。1997年『双璧の鷲』で読売演劇大賞優秀賞を受賞。現在、演劇、コンサート、映画、TV、ラジオ、講演、執筆活動などさまざまな分野で幅広く活躍中。長崎での被爆体験や波乱万丈な体験からくる、人生を語る言葉は、多くの人を勇気づけている。

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