武道 第10回 宇城空手ニューヨークセミナー感想文2014/05/15 

■(ドイツ フルコン空手50年 空手指導者 IF)
本当に、これまでで一番美しい週末を過ごすことができました。実際に私を導いてくれる先生を見つける事が出来ました。「戦わずして勝つ」を目の前で見せてくれた人は宇城先生が初めてです。どの道に進めば良いかは、もやは疑問の余地はありません。私の方向は決まりました。

沖縄古伝空手の屋部憲通先生(1866年〜1937年)がかつて言われた言葉があります。

「空手は生きる道である。であるからこそ、
  それはスポーツとはまったく異なる性質のものである。
    空手を単なる楽しむためや勝つために修行してはならないのである」

私は、宇城先生に学んだこの二日間で、これまでの50年よりも多くのことを学びました。

そして私は、今回宇城先生に学び、ようやく屋部先生が言われたこの言葉の意味を理解することができたのです。先生を前にして、私の空手の段や肩書きは恥ずかしくて名乗れるものではありまません。私の願いは、このまま先生との関係を深め、いつか先生にドイツに来ていただきたいという事です。


■(ドイツ フルコン空手6年 SL)
宇城先生は本当に素晴らしかった。先生は今回私をたくさん相手に技をやってくださったので、先生の「気」に多く触れる事が出来ました。それは本当に素晴らしい体験です。先生のビデオを見た事はあり、「こんな感じかな?」という想像はしていましたが、実際に体験してみて、まさにその想像が本当だったことが体験でき、先生のやっておられるすべてを信じる事が出来ました。まさに本物でした。

さらに先生から学んだ事は日常にも生かせる事ばかりでした。我々は宇城先生の指導を受ける初めてのドイツ人となったのではないでしょうか。仲間に先生の素晴らしさを伝えることができることがとても嬉しいです。


■(ドイツ フルコン空手13年 自動車修理工場勤務 M)
1973年に空手を始めて8年やり、30年のブランクのあと、また同じ道場、同じ先生のもとで稽古を始めました。YouTubeとDVDの、数見さんのインタビューを見て、この先生に会わねば!と思ったのがきっかけです。

今回のセミナーでの経験は想像していたものとは全く違いました。ここ2ヶ月は、先生のDVDを見ながらサンチンを稽古してきました。セミナーでは、先生に手を取って教えていただいた時には出来でも、自分ひとりでは出来ませんでした。しかしそのなかで、先生の気の威力を体を通して体験することができました。これからも宇城先生に学んだ事を取り入れて稽古をしていきます。


■(ドイツ フルコンタクト空手34年)
ただただもう言葉がありません。宇城先生には本当にたくさんのことを学びました。
ありがとうございました。


■(テコンドー5年 薬と予防注射の開発 D)
セミナーにおいて、すべては筋力ではなくエネルギーであり、リラックスする事で防御と攻撃をもっと楽に行なう事が出来る事を学べたことは、素晴らしかったです。日常においてはストレスを感じる問題でも、先生から学んだ事を応用して楽に変化し対応できる事を学べました。


■(カナダ ヘッドハンティングエージェント CF)
このセミナーを非常に楽しみにしていました。前回のシアトルセミナーでは自分がいかに出来ないという事を知り、先生が気を送ってくれたときに「できる」を体験して非常に刺激的でしたが、今回は先生が気を送ってくださる稽古の比率が少なく、もっと具体的に直していただいたと思います。そしてその事によって自分にもっと自信を得る事が出来たと思います。

特に上げ受けの時に“一ヵ所” を見つける事の大切さを学びました。おかげでこれから先にどのように稽古をしていけば良いかが分かりました。自分で自分の稽古を修正する事が出来るので、私にとりたいへんありがたい稽古でした。

先生にお会いできるのは年に二回なので、それまでに出来るだけ自分に対して正直にそして効果的な稽古をしているつもりです。『空手と気』において先生が「いつか出来ると思わず今を変えなければいけない」といった事を書かれていたのですが、今回、色々な稽古方法を教えていただいたお陰で、これから先、今まで学んだ事が繋げていけると思います。最初は繋がりといった事は全く分かりませんが、稽古が進めば色々な事が繋がり、全体像が見えてくると思います。そしてその稽古のための色々な方法を与えていただき感謝しています。

最初のシアトルでは先生が見せてくださる技の様な事が実際に存在するのだという事に感動しました。そして最初のシアトルでは、何かを学んだと思っていたのが全く分かっていなかったという事が分かりました。ですので、その後、基本を集中して稽古しました。特に目と姿勢にフォーカスしていたのですが、そのせいか、今回のセミナーでは姿勢について少し分かった気がしました。

自分が間違っている事が分かると自分を修正しようとする事が出来ますが、やはりどのように直したら良いのかが分からなければ難しいです。ですので、今回、先生に直していただいた事は本当にありがたかったです。


■(ペンシルベニア州フィラデルフィア在住 空手指導者 日本人 M)
スポーツと武術の違いを教えていただきました。武術というのは、体の使い方を勉強しないと駄目なのだということがわかりました。スポーツはつくる、武術はさがすもの。みんな潜在能力をもっているのに、それをどういうふうに引き出すかがわからない。その方法を先生に見せていただきました。

私は以前、車の事故にあった際に、大事故にもかかわらずほとんど怪我をしませんでした。稽古では、気を通されると竹刀で叩かれても、痛くなかったのですが、あの時も、こういう気のはいった身体になっていたのかなと思いました。それと、仰向けになったときに先生に気を通されたとき、なにか、地球の底からわきあがってくるような、地殻変動がおきたかのような、感覚になったことを覚えています。こちらへきて地震を体験することはなくなったのですが、久しぶりの底から揺さぶられる感覚を味わいました。


■(ニューヨーク在住 空手指導者 日本人 I)
今年で5年目ですが、価値観が変わりました。私もフルコン出身なので、強くなりたいというのがあったのと、強い先輩にあこがれて空手の世界に入ったのですが、町で襲われたときに、家族とか愛する人を本当に守れるのかと。

先生を見ていると、技術的にももちろんですが、人間的にも素晴らしくて、その先生が街で人を殴っている姿は想像できない。戦いになっても先生では殴り合いにならない。じっと相手を見つめて、相手がすいませんでした・・・・そこで先生がにこっと笑うというような ――そういう姿が思い浮かびます。どんどん複雑な社会になっているので、人間力がないと生きていけません。衝突の人生では足をひっぱられてしまうので、みなと融合し、支えてもらい、自分が上にいったら、下を面倒みて、衝突から融合を目指す、そういう考えで生きたいと思っています。


■(ニューヨーク支部長 マーク・エイブラムス )
この二ヶ月間、私の人生に良くも悪くも大きな出来事があり、今回のセミナーの経験をどのように書いたらよいのか迷っていました。

私は今、麻子師範、そしてその後に宇城先生が、私に肉体的な強さを求める事を戒め、真の力を持つ内面の深さを発見するように導いてくださったのだと思っています。私は人生をやり直す準備している最中で、そしてつい最近、親友を亡くしたのですが、これらの出来事が、幸せで意味深い人生を続けていく為には、自分の心を開いて、柔らかく保つ事が鍵なのだという事を教えてくれたと思います。先生が空手を体現される時は、体は柔らかいままで力強さを秘め、そしてそれが周りにとても深くポジティブな影響を与える力だということを何度も披露してくださりました。私は 麻子師範にご指導していただいた様に、今まで長らく抜けきれなかった筋力への依存を無くし、型をもっと美しくする事に勤めています。そしてこの結果が私の空手、そしてなにより私の人生に反映される事を願っています。

この度、メイダと私は、突然の親友の死による悲しみから抜け出せるかどうか非常に心配でした。しかし先生の存在は魔法の様で、私たちを悲しみから引上げてくれ、ポジティブなスペースへ戻してくださいました。先生は単なる空手だけではなく、全てにおいて真の達人であります。先生から学ぶ事ということは、私たちの人生だけではなく、周りの人達の人生をも豊かにするということです。そして私たちはその先生の教えを、私たちの空手と人生の全てにおいて反映することが出来ることを願います。



■(シアトル支部長 ジョッシュ・ドラックマン )
この度5日間、宇城先生にニューヨークで授けていただいた教えは本当に深く大切なものでした。
先生に教えていただいた事で特に印象が強く、私にとって大切なものがありました。それは、今回初めて、統一体のパワーと雰囲気、そして「一箇所」の意味が分かったと思った事です。この理解があったのは私のパートナーが私の腕を取り、上げ受けの形を作ってくれた時でした。相手に動きを任せて自分でコントロールするのを辞めた時に、筋力を使わずに姿勢を保つ事ができました。そして相手が私の腕を下ろそうとしても、その事に囚われる事無く、私は自由に動く事が出来ました。 信じて恐れる事無く自分の腕を筋肉を使わずにその場に保っておくという事は私にとって非常に難しい事でした。筋肉を使うのは、私が何かを恐れる反応から作られた頑固な癖で、それが無くなるまでにはかなりの稽古が要されると思います。私の今のゴールは、自分自身で気の使い方を見つけ、相手の力に対して上げ受けや腕受けの様に筋肉を使わず囚われる事の無く、自由な動きを身につける事となりました。そして、実際にそうなる日を本当に楽しみにしています。

それ以外にも、今回初めて、心と気が私たちの動きを導き、そして、それがただの肉体的な体の動きよりも比べ物にならないぐらいスピードが速いということを見る事ができ始めました。これは大事な方向付けだと思います。完璧に理解できたとは言えませんが、それでも違いが分かり始めたのが自分にとっては非常に嬉しい事でした。しかし、この文章を書きながら思うのは、先生はもっと最初から私たちに本当に素晴らしい形で伝えてくださっていたという事です。今まで時間がかかりましたが、ようやく自分の内面から感じる事ができました。

この度、私は先生に、過去数週間、型と稽古において非常に後ろ向きになっていて、空手を辞めてしまいたいという思いがあったことを打ち明けました。ですが、もちろんそれは実際に辞めるつもりではなく、心底、心が落ち込んでいたのです。ですが、これは私のプライドとエゴの問題だという事を先生に気づかせていただきました。そして先生は、それは上達せずに辞めていく人達の典型的なパターンだとおっしゃり、その後私に、真っすぐ立って、合掌をする様に指示を出されました。そのまま立っている時は押されても強く安定していました。しかし、そこからお金かなにか自分の欲しい物を願うと突然弱くなり、軽く押されてしまいました。

実際にこのデモンストレーションは見た事があったのですが、今回初めて体の芯から理解できました。そして進歩する為には、結果を求めずただただ稽古を行う事が大事なのを理解しました。願いや欲望は自分の成長の最大の障害です。この事実はある意味皮肉ですが、私にとっては非常に深い教えでした。わたしはようやく型の見かけが完璧でなかったり、間違ったりした時にも、腐る事無くただただ稽古をしていく事ができる様になりました。全ては自分が変わる為のプロセスであり、ネガティブな態度は自分の成長の妨げ以外の何ものでもありません。ただシンプルに私の考え方と態度をニュートラルでオープンにしなければいけません。そして、そうする事ができれば、私の稽古はもっと楽しく、生き生きとしてくると思います。皮肉な事に、今ようやく結果に囚われなくなりはじめて、初めて 結果が出てき始めたと思います。先生には何年か前に、私自身が自己の成長の妨げになっていると教えていただきました。そしてようやく私はそれがどういう事か 、そして自分のエゴと欲望の取り除き方が見え始めました。

そしてそれ以外にも、先生は自分の違和感を通して自分を直す事の大切さを教えてくださいました。どのような感覚が正しいか、正しくないかという事を学ぶのは、また自分にとって見識を深める非常に大切な学びでした。私は今、もっと先生に教えていただいた感覚や雰囲気に合わせて動いたり、型を行っています。この短い時間の間に、この感覚にフォーカスする事の大切さを学んだ事が、自分の稽古を変えてくれました。

あとは、 ジーナが歩く時に、膝に負担がかからない姿勢の保ち方を先生がご指導された時は、非常に嬉しくて思わず涙が出そうになりました。先生のご指導のお陰で、もっと胸が開き、背中が真っすぐになる事によって呼吸がとおり、その結果、エネルギーが全方位に広がり、ジーナが空間をスムーズに滑る様に動いていました。そして私自身も、座っている時、立っている時、歩いている時、そして型を稽古する時もこの姿勢を再現しようと努力しています。先生は体が新しい細胞を作るのに3ヶ月かかるとおっしゃられましたが、私の体がこの新しい姿勢に慣れるにはもっと時間がかかるでしょう。ですが、その変化を体験する日を楽しみにしています。

今回のセミナーはニューヨークとマークとメイダの家では最後でした。先生にニューヨークにご指導に来ていただいて、私たちにとって非常に大事な学びが始まり、10回以上にわたって進展がありました。そして今回のセミナーの経験は、一番円熟した学びであったと言っても過言ではないと思います。今回は本当に何かが違っていました。それは私たちが、今までよりもっと先生から学ぶ準備ができていたからかもしれません。今回のニューヨークセミナーが、このように非常にポジティブで、そしてためになる形で終わる事ができた事を非常に嬉しく思います。


■(シアトル支部 ジーナ・ドラックマン)
2014年の春、ニューヨークにおいて、私たちが行っていることが自分たちを強くしているか弱くしているかを検証する方法を、先生にたくさん教えていただきました。そして先生は居合の型を通して残心を教えてくださり、この度初めて少し理解ができたような気がします。そして今は型を稽古している時と日常の雰囲気の違いがわかるようになり、その違った雰囲気をもっと近づける方法が分かったと思います。

数多く教えていただいた中でも一番印象に残ったのは、先生が私の姿勢と歩き方を正してくださった事でした。先生には正しい姿勢は背中の下のほうを通して地球に呼吸を流し、 同時に上から吊されているような気持ちであることだと教えてくださいました。この結果、歩くという行動は膝を上げて踵を下ろし、まっすぐな体をただ前に動かすだけとなりました。そして、この歩く稽古をする時にはリラックスする事が重要で、その結果、体がスムーズに緊張せずに動けるのです。
そして私は、先生に見せていただいた中島さんのビデオに非常に感銘を受けました。ビデオの中で歩いている中島さんを見ていると、私が先生にご指導していただいた時にあった私の中の感覚と同じなのです。そしてそれは私を高貴な人間のような気持ちにさせてくれました。先生が細胞は3ヶ月おきに入れ替わり、毎日の稽古がポジティブな変化に繋がるとおっしゃっていたのは私にとって非常に重要な事でした。今、私は新しい歩き方が身に付くのが、本当に待ち遠しいです!

セミナー後の私の稽古において分かった事は、先生に教えていただいた感覚を思い出そうとすると時間がかかるのですが、しかし、時間をかけさえすればちゃんとその時の感覚を思い出す事ができるという事でした。この度先生には、私は確実に成長し、 そして時間が経てば私のスタミナと若い活力が増すという希望を与えていただきました。
ありがとうございます。


■(バンクーバー支部長 湯山創太)
この度はお忙しい中、ニューヨークに来ていただき、誠にありがとうございました。
今回はニューヨークでは最後のセミナーとなりましたが、先生のお陰で、北米支部の団結力が深まった、本当に心に残るイベントでした。

今回の先生のご滞在中、一番印象に残ったのは、先生のずば抜けた、人間を束ねる能力でした。僕は今回のセミナーでマークさん、メイダさん、ジョッシュさん、ジーナさんが、今まで以上に本当の家族の様に思え、この素晴らしい関係は一生物だと感じました。そしてそれは、先生が僕たちの事を本当に良く理解してくださっていて、過去に先生が、様々な場所でこれ以上に無いタイミングで私たちを導いてくださってくれたからだと思います。今回、ある意味北米セミナーでの一つ幕が閉じる10回目で最後のニューヨークセミナーにて、僕たちの心は大きく開けられ、マーク夫妻の新たなる人生のチャプターを皆で一つとなって祝福する事が出来たと思います。先生、本当にありがとうございます。

そして、それ以外に、自分で学んだ事で大きかったのは、先生の行っている事はすべて内面のスピードと繋がっているのだということでした。今までは、先生が技をかけられていた時に、内面を変えられたり、雰囲気を変えられたり、気を使われたりとされていたのは、先生の技を実際に受けようが、周りから見ていようが、自分の体に受けている影響を通して漠然と分かっていたのですが、今回先生が「こうすると速い」とおっしゃってスピードを上げられた時に、そのスピードを感じ、先生の行っていらっしゃる全てのことは、このスピードがあるからこそ可能なのだと、もっとはっきりと感じました。

先生が 周りの方々や僕の手を実際に取って「こうするんだ」と動かしてくださっている時なども、昔はもっと肉体的な動きとしてしか捉えていませんでしたが、3月の帰国の際に、気の流れという物を感じはじめ、今回は、変な言い方かもしれませんが、先生の内面のスピードによって気が生まれ、もしくは濃くなり、未来に対するトンネルを開けてくださって、そのトンネルに私たちを通して導いてくださっているという印象を受けました。それ以外にも、先生が行っている肩の動きと、単なる動いているだけの型の動きを見せていただいた時に、やはりスピードが極端に速いので、周りとぶつかる事無く、事の起こりが全く見えない動きになるのだと感じました。そしてその基本となるスピードを得るには、道場や一人稽古で行う空手の稽古だけは全く足りず、日常を一般の人の何倍もの密度で過ごさなければ、とてもではないけれども身につかないと思いました。そして何倍もの密度で過ごすには日常において自分を開け、全ての経験を濃く過ごす事だと思います。

今回ニューヨークから帰ってきた後、仕事が非常に忙しくなったのですが、出来る限り自分を開けて一つ一つの経験を濃く過ごそうと心掛けていると、家にいる時間が少なくとも、娘や嫁との繋がりを強く感じます。そして家にいても気を抜いている時とは二人の僕に対する態度が違い、特に娘が生き生きしていると感じます。自分を開き、常日頃の経験の密度を濃くすると、自分のスピードが上がり、その結果、調和が生まれるのだと思います。先生に「自分が出ていない」とおっしゃっていただきましたが、それを直すのもこういった心構えが鍵の様な気がします。

そしてこうやって色々と感じる事があるのも、先生にお会いしてエネルギーを受け、心を開けてもらったからだと感じています。そして今は、せっかくかけていただいたエンジンを切らない様に勤めています。そしてその後もエンジンを切らないだけではなく、常に回転率を上げていく様に心がけていかなければならないと思います。

「言うは易く、行うは難し」。次回、先生にお会いするまでに行動によって成長をしている自分を確認していただける様に頑張ります。

先生のお陰で世界が広がり、今まではある事すら分からなかった類いの幸せを感じています。

心より感謝をしています。



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