武道 第8回 宇城空手ニューヨークセミナー感想文2012/05/31 

今回のニューヨークセミナーでは下記の4つの質問をインタビュー形式で参加者に回答していただきました。

(1)一般的な空手に対してどのように捉えていますか?
(2)宇城空手は他の空手と比べていかがですか?どのように違いますか?
(3)宇城空手に求めているものは、どのようなことでしょうか?
(4)現在の世界情勢または日本の現状についての意見を教えてください。



■稽古で学んだ調和を実践に    (カナダ 看護士 男性 40歳 A.S )
ハイチ出身。5歳の時父親と一緒にカナダへ移住。合気道4年。
(1)
武道は、生きる道であると習っています。道場だけではなくて、どこにいても、何をしていても、「道」ということに集中することだと思います。ですから、武道とは、道場で練習して、一歩外に出たらそれは全部置き去りにして自分の生活に戻る、というものではなくて、生きる道ですから、道場で習ったことを私生活のなかで友達や身近な人との関係のなかでいかに活用できるか、だと思います。僕たちの道場では、合気道とともに柔道と空手も習います。

(2)
宇城空手は、他の空手とはまったく違います。本当にまったく。型もまったく違いますし、とにかくとても感激しています。同じ道場から先に参加していた仲間から、宇城先生については聞いていましたが、全部本当でした。素晴らしい空手です。言葉がありません。こんなことが実際にあるなんて、ちょっと現実じゃないみたいです。でも同時に、これは現実だということもわかっていて、だからすごく興奮します。僕が今まで習ってきた空手とはまったく、別次元のものです。

(3)
何かを学ぶ時に、「○○について学ぼう」と予め決めてかかることは良くない、と自分の先生にいつも言われています。これについて学びたい、と思っているとそのことしか自分のなかに入ってこないからです。それは自分にとって一番少ない結果しかもたらしません。今日は宇城先生のようなまったく違うバックグラウンドをお持ちの達人の先生のセミナーですので、何について学びたい、というのではなく、自分を開いて、経験をしに来ました。

(初参加、午前中のセミナーで何を学んだか?)

力を抜く、ということを学びました。通常の稽古では力を入れて、力を使ってやることが多いですが、このセミナーでは力を抜くこと、身を任せることを学びました。それは力で行なうよりも良い結果となることがわかりました。植芝先生の教えでも、力を使うのではなく、力を抜いて相手と共に動く、というものがあります。でも、力を抜かなきゃいけない、とわかっていても実際にやるのはとても難しいです。空手では特に、相手が突いてきたのを受けて、という練習をしますが、そのときすでに力を使わずに受けることはできないからです。

後でチャンスがあったら宇城先生に質問したいことがあります。調和ということをどのようにしたら私生活でも活かせるのかということです。道場で習ったことを私生活で実践することが武道修行です。今日学んだ調和ということですが、時々僕は悪い癖でつい衝突してしまいます。だからそのことについて先生に質問したいと思っています。
宇城先生の気というのはすごいと思います。
気があれば戦う必要がありません。たとえ戦う必要がある場面でも、例えば、相手が刃物を持って振りかぶってきたような場合でも、気を発動したら、すでに決着はついている。きっと相手はすでに床に倒れていたりするのでしょう。もみ合ったりして戦う必要がない。僕にとってはそれがものすごく魅力的です。もし僕も宇城先生の気のようなパワーが使えるようになったら、衝突や争いが起こる前に、すべてが問題なくリラックスした状態でOKとなるのだと思います。だからそこを目指して、修行し続けたいと思います。

(4)
様々な人々がこの世界に住んでいますが、人間という種はたったひとつです。だからなぜ人々がいつもとるに足らないつまらないことで争いあっているのかわかりません。原因は、権力・お金などの欲だと思いますが、人間というのはみな同じ種です、たったひとつの。地球上には使い切れないほどの富を持っている人もいれば、食べるものが何もない人もいます。戦争はばかげていると僕は思います。でも過ちを犯すのが人間なのかもしれません。世界で起こっている争いや奪い合い、殺し合いも、今日・明日終わるものではないと思います。でも平和への道に挑戦し続けることも可能だと思います。
日本は素晴らしい文化を持った素晴らしい国だと思います。日本の政治家については賛成しかねることもありますが、僕が今までに出会った日本の人々は素晴らしい人たちです。

(その日の、ホームパーティー懇親の席にて)

(氏が宇城塾長に質問した)
宇城先生は調和ということを教えてくださいますが、そういうことを教えてくれる指導者は他にはいないと思います。それは、戦うことを教えるほうがラクだからなのでしょうか。

(塾長)
そうですね。しかしそうなると、銃を撃ったほうが話が早い、というふうになりませんか。
武道は人を守ることです。強さとは人を守ること。倒すということは人を破壊することです。それは争いに繋がります。武術は、組手の中から実は相手を守ってあげる、ということを学ぶのだから、一見矛盾があるようだけれど、次元が高いことなのです。それを今日は示しました。それはどういう意味かというと、私は63歳ですが、年齢に関係ない、それから性別も関係ない。つまり生きることの意味なんですよ。生きることを教えているわけです。強さだと大きいほうが良い、若いほうが良い、となるけれど。では強さという意味では女性は弱いことになる。しかし今日、男性が倒せなかったものを、気で女性が倒せるようにしたでしょう。だから楽しい。みんなに希望が出てくるから。強さを競うなら人間よりはるかに象のほうが強いんですよ。象は草だけ食べてるけどね。ライオンは筋力トレーニングしないですよ。だから自然の理で考えたら良いのです。人間も同じです。人間はやはり他者と手を結ぶということが一番大事です。敵対意識がある人はやっぱりだめなんですよ。それができるかどうかが、武術のレベルの高さなんです。どんな人とでも仲良くできるのが、武術なのです。

(A氏)
望月先生もそのようなことをおっしゃっています。

(塾長)
ああ、それはやっぱり同じでしょう。

(A氏)
同じなのですね。宇城先生、本当にありがとうございました。

(塾長)
40代という時期は、今があなたの人生で一番光輝く大事なときです。
そういうときに、あなたのような質問ができるというのは素晴らしいことです。




■真の強さを宇城空手を通して身につける    (アメリカ 不動産業 男性 40代 H.I )
現地在住の邦人。不動産業経営の傍ら道場での指導も行う。
(1)
宇城先生の空手に出会うまでは、空手というのはやっぱり自分にとっては格闘でした。武道云々よりもやっぱり、「強くなりたい」という。始めたのが高校生の時だったのもあって、とにかく喧嘩に強くなりたい、というのがありました。強くなるにも他にも柔道などいろいろ道はありましたが、自分にとっては突いたり蹴ったりというのがカッコいいと思っていたので。かっこ良くて強いのが空手、というそういう感じでした。宇城先生に出会って以来、今ではもうすっかり考えが変わってしまいました。これで人生を豊かにするための空手だと思ってやっています。

(2)
宇城先生の空手では、強くなるというのは二次的なものであって、肚が据わるから、そしてスピードが早くなるから結果として相対的に強くなるんですけど、宇城空手は僕にとっては心を鍛えるものです。極真時代も心を鍛えるということはしてきましたが、それは苦しいことに耐えるという鍛えかただったので、人に心を開いて、ということは以前はまったく意識をしたことがありませんでした。そういうことを教えていただいた宇城空手のおかげで、今はずいぶんと人生が変わってきました。

(3)
自分がもっと成長して、生徒に良い見本を見せることができて、生徒が自分と一緒に成長してくれたら一番うれしいです。そして自分に関わってくれた人は皆幸せにしたいです。でも自分に余裕がないとそういうことはできないのでやはり自分ですね。そして自分を頼ってくれる生徒が増えてきて、頼られたらやっぱり守ってやる、面倒みてやろうと思います。だから、みんなを幸せにできるだけの真の強さを宇城空手を通して身につけたいと思います。

(4)
日本は、ニュースで知る限りは政治が弱いと思います。日本人全体に関する道徳心は世界的な一般レベルよりも全然高いところにあるんですけどね。しかしリーダーがいないし、個性が弱い、カラーが見えてこない、というのが僕の印象としてはあるので、宇城先生のように、愛を説きながらも威圧感もあるという説得力のある人物、そういう人が政治家や企業のトップにもいないというような気がします。





■普遍的なものは、すべてに活きる    (アメリカ 不動産業 男性 30代 D.P )
個人資産不動産ディベロッパー。空手5年、柔術5年、合気道5年
(1)&(2)
宇城空手は単なる格闘の形式というよりも、生きることだと思いました。それは、心と身体で学んでいるものすべてを統合させ日常生活のなかに取り込むことだと思います。宇城空手は、内面を稽古します。他の空手は、外面の強さや攻撃に終始しますが、宇城空手は内面から身体と心をつくっていきます。

(3)
宇城空手に期待するものは、つながりを見つけ、身につけることです。空手と型のつながり、それらと日常とのつながりです。先生がおっしゃっていたように、普遍的なものは、すべてに活かすことができます。呼吸や姿勢はすべてのものに共通し活かすことができます。気については、とても不思議だと感じています。頭での理解はできないと思います。しかし、気は確かに存在し、私はそれを体験しました。ただ理解できるものではありません。

(4)
個人の生活などについてはあまり楽観視できない状態ですが、世界については、私は希望があると感じています。私たちはよりよいバランスを見つけださなければなりません。宇城先生がおっしゃるように、ひとつの場所にとどまっていてはいけないと思います。また何かひとつのことだけを期待し待っているということもできません。前へ向かって動いていかなければいけない。動ける自由を常に持っていなければならないと思います。自分が自由であることを知れば、何があっても不安に押しつぶされるということはなくなると思います。それを今日、宇城先生から教わりました。しっかりと家に持ち帰ろうと思います。
日本に起こったことは大変な大惨事だったと思います。人々がみな奪い合うのではなく助け合い、共に行動したからこそ、それぞれがバラバラに動くよりもずっと早く復旧したのではないでしょうか。その点が素晴らしいと思います。





■エネルギーの次元にある空手    (アメリカ 男性 20代 L.D )
大学文学部を卒業し現在報道分野にて求職活動中。松涛館空手、合気道
宇城先生とお会いしたのは今回が初めてでした。大変感銘を受けました。先生が行なっているようなことをできる人には、未だかつて出会ったことがありません。大変素晴らしい人で、今後のよりよい稽古、よりよい自分自身につながっていく存在となる人だと思っています。
(1)
空手については私はあまりよくわかっていなかったのだなと今回思いました。というのは、私が今までに会った空手の先生というのは皆スポーツ空手の人たちでした。だから今日、宇城先生の空手を知るまでは、空手というのは、スローで筋力的にパワフルな格闘という認識でした。

(2)
宇城先生の空手は、まったく違っています。ほぼ真逆と言っても良いと思います。通常のスポーツ空手などは、筋力に頼った空手であるのに対して、宇城先生の空手はエネルギーの次元にある空手です。この2つはまったく別物です。エネルギーの次元というのは、たとえば、実際に打つ前にもうすでに打っている、戦いが始まる前にもうすでに勝負がついている、それがエネルギーの次元にある宇城空手です。

(3)
宇城先生の型は神聖なエネルギーに満ち溢れていて素晴らしいです。その内面を僕ももっと学びたいです。先生のエネルギーの魂を僕も学んで身につけることで、もっと自信を持って落ち着いた人間になれると思います。それらが日常に反映して、素晴らしい仕事や人々との出会いを可能にしてくれると思います。

(4)
世界のなかで今、多くのことが本当に間違っていると感じます。そして多くのことを変えなければならないピークに達している時期だと思います。しかし同時に希望も感じています。たとえば中東の春がそうですが、人々が今までの方法を変えようと立ち上がりました。変わりつつあるもの、変えようとしつつある人々、そこに希望を感じます。しかし、本当にもう、今すぐにでも変えねばならない、予断を許さないものもあります。地球を守らなければなりませんし、政府のやり方、あり方をもう一度いますぐ見直さなければならないと思います。





■相対的な制限のない空手を学ぶ    (アメリカ 主婦 男性 40代 M )
宇城空手セミナーはとても良かったです。気に特化した内容がとても良かったです。
気は武道の心臓だと思います。武道は、手足の動きではなくて、その裏に何があるのかということだと思います。内面、また奥底にあるものだと思います。誰であっても、かならず自分より強い人というのは絶対にいます。どんなに強い人でも、より強い人というのは必ずいます。でも宇城空手は、その上をいくものです。相手によって自分を制限されるということがなくなります。その点がとても好きです。
(1)
私が以前空手に持っていた印象というのは、筋肉・固さです。

(2)
今日学んだ空手は、力は入っていなくて、踏ん張るのではなく、気こそが身体を強くする。以前にも何かそういうことを感じたことはあったように思いますが、今日、それが真実だということを知りました。このことを実際に見せてくれる先生を探すということは一番重要なことだと思いました。

(3)
型を2つ教わりましたが、どちらも非常に実践的な分解組手があり、その応用から先生が見せてくれた技というのは素晴らしかったです。実践で使える型はとても役立ちますし、それを知ってわくわくしました。稽古をするのが楽しみです。

(4)
いつか日本を訪れたいと思っています。
アメリカは日本から、礼儀、奉仕、真剣さを学べると思います。震災に遭ったことは大変だったと思いますが、私の知る限り、日本は素晴らしかったと思います。人々は協力しあっていて、それが素晴らしかったと思います。



最後に、前回のシアトルセミナー(2011年10月)に参加した、邦人夫婦(アメリカに10年以上在住)が体験した今回のニューヨークセミナーまでの変化と、今回のセミナー参加の感想をご紹介します。


■宇宙に生かされていることを学ぶ    (在米邦人 自営業 35歳 E.T )
昨年初めて参加させていただいたシアトルセミナーから内面や実社会も含めて様々な良い変化がありました。また私の家内も大きく変わり明るくなりました。家内は膝の怪我で社会復帰ができずにここ数年暗くなっていました。私も膝が治るように一緒にがんばりましたが、本人の心の問題はなかなか治せないものです。膝自体は治っているように見えるのですが、本人の心が「居着く」状態になると膝が実際に腫れ、曲がらなくなるのです。簡単なストレッチも出来ませんでしたし、もし行えば膝はすぐに腫れ曲がらなくなりました。このような状態はどのような言葉も精神論でも治せません。しかしシアトルセミナーでの気を通していただいた状態で20人の人の輪を押して回したり、5〜6人の列を片手で崩す体験をしてからは食事中の正座も黙ってするようになり、以降膝の事については何も言わなくなりました。以前では「押す」や「正座」は絶対に出来ない事でした。ストレッチのような部分体では心も身体も治す事が出来ませんでしたが、躾や気が通った状態の統一体では簡単に治り自信や明るさを取り戻す事も出来ました。今回のセミナー後は家内はしっかり意見を私に伝える事ができ、自信にも良い厳しさが生まれお互いが自立しようとしています。

私自身は昨年初めて参加させていただいたシアトルセミナーで自身の弱さや覚悟のない事、いい加減な人間である事に気付かせていただきました。セミナー後は自分の身体と心に嘘をつく事だけはやめようと思い、どのような事実も受け入れることから始めました。同じような覚悟は過去に何度も実行し時間の経過と共にないがしろにしてきましたが、先生がおっしゃる躾(正座での食事、食器の持ち方、立ち方、礼、姿勢等)を日常で行う事で毎日維持する事が出来ました。また先生に教えていただいた三戦は、なんともいえない勇気が身体と心にみなぎります。家内と一緒に三戦をやらせていただいていますが、三戦は性格や心が(特に見ている相手には)露出しますので自身の欠点と向き合う事にも助かりました。

私は短気で何事も力で押し切る癖があるのですが、これが三戦では簡単に露出し家内に指摘されます。指摘されると腹が立ったり自分は間違えていないと勢いで押し切ろうとするのですが、分解組手や検証、先生の写真やDVDで検証する事でこの指摘が事実である事を認めざるを得ません。この事は今まで生活の決め事や未来の予定等、思い通りにならないと力で押し切っていた自分に気付きました。おかげ様で今では家内の指摘をすぐに受け入れる事ができます。ただ三戦での指摘はすぐに受け入れる事は出来ますが、日常となるとまだまだすぐに受け入れきれない時もあります。空手を日常に落とし込む、という先生の教えにはほど遠いです。

先生から教えていただける「三戦」という絶対に向かう事で自身の心を明らかにして向上する事は、先生のおっしゃる凧の話そのものです。今までは二人とも「糸の切れた凧」でしたのでお互いの言う事に反対する理由もなく、結果地面に向かって落ち続けている状態でした。
そうして半年後の今回のセミナーに参加させていただきましたが、想像を遥かに超える体験をさせていただきました。

セミナーでは何回も何回も先生に技を体験させていただき、その体験は全て凄まじく今でも鮮明に憶えています。妻と私が地面で横になり太ももに先生が乗る検証では「寄り添い生きる」を身体で感じさせていただきました。
気を通していただくと先生が太ももに乗られても痛くはなく、通さないと痛いという検証で、全く同じ事をシアトルのセミナーでも私は体験させていただいていました。前回も今回も先生に気を入れていただくと痛くないという結果は同じなのですが、今回は妻と私が交互に踏まれている時に突然身体が温かくなり、何とも言えない懐かしいような優しい気持ちになりました。そして自分が誰かと共に生きている事にただ感謝しました。ちょうどその時に先生に「喧嘩なんかしていないで仲良くやれ」と言っていただいたのですが、その時になぜか判らないのですが「生物として寄り添う事は普通で幸せな事なんだ」というような事を思い、この世にあるすべてが愛おしくてしょうがなくなりました。その後、6人ぐらいの男性でつくったスクラムの中心の二人の肩を、抱くようにして腕で包み手前に引っぱり崩す検証で、当然私一人では崩せるわけもありませんが、妻が私の背に手を置くと、崩す事が出来た時にはさらに感動しました。妻ではなく他の女性が手を置いても崩せない話をされた時には更なる感動とともに嬉しさでいっぱいでした。さらにその後に女性はだれでも列を引っぱり崩す事の出来る検証で女性の偉大さを感じ、またそれぞれの「個性」を心に受け入れる事ができました。今までは「個性」を認めていない自分があったのだと思います。

先生の凧の話では凧を引っ張る人がいて、初めて凧も自由に大きく飛ぶ事が出来るという話でした。今回の体験で自分は先生だけでなく地球にも引っ張られている凧なのだと感じ、先生がおっしゃる「宇宙に生かされている」が少しだけ見えた気がします。先生の教えが少しでも理解できるように、これからも家内と共にがんばります。武道経験のない二人でしたが、今では宇城空手を一生続けるという決意でみなぎっています。あらためてニューヨークセミナーに参加させていただきありがとうございました。


■心を開き、エネルギーを持って生きる    (在米邦人 販売員 35歳 S.T )
宇城空手セミナーは2度目の参加です。3年ほど前に膝をこわし、仕事も辞めざるを得なくなり、またアメリカのフィジカルセラピーでは膝をさらに痛め、心ない対処を受け、正座どころか,曲げるのもこわくなり元気をなくしていました。人生のいろいろな問題にも立ち向かえずにいました。

前回シアトルセミナーではじめて宇城先生にお会いし、先生のエネルギーや、気の実践で不可能が可能になる体験から、できないのは、自分ができないと決めつけているからだと思え、勇気づけられました。主人と二人で先生のサンチンDVDと型の本で空手の稽古を始めました。自分が何処に向かって練習すればよいのか解らないままでしたが、今回の二日間のセミナーで、考えていた事は全く意味がなかったなと思うほど、本当に楽しく感動の時間を過ごしました。6人もの連なった男性を押せたり、正座をした状態で縦にスクラムを組んだ男性につかまれたところを投げかえせたりといった気の体験を先生にさせて頂き、気を通してもらって男性を押したときの、自分と、押している男性達と、地面がピタッとくっついている感じがし、また自分の中身が何処も均一になっている感じがし、何か止まらない流れを感じて気分がとてもよかったんです。力で押してみると全く動かず、流れもとまった感じがしました。自分は女性であってもやはり力に任せて押しているんだなともわかりました。日常もそうであるなとも。こういった体験をセミナーで何度も先生にさせて頂き、今まで頭にあった力の概念が、完全に間違っていたと理解できました。そして、何かとても楽しく、元気のわく気分で、今まで生きてきた世界と全く違う世界の存在を感じ「なんてすごいんだろう!」と。他にセミナーに参加されている方々の真摯さ、まっすぐさ、親切な心にも感動しました。

調和の力で万人と仲良くなれる優しさ、その優しさを持てる強さ、その心を空手で鍛えるのだなと理解し、一生稽古を続けていきたいと思いました。主人と稽古をするようになってから、普段の弱さがお互いに形に出るように思い、心が隠せなくなりました。人間本来の生き方を考えていくことの大切さを学びました。先生に出会ってから人生が変わりました。「固定概念を捨てて、新しくならなければ。未知の力があるんだから!」と思えて、正座で朝食をとるようになり、今では怖くなくなりました。心を開いて、エネルギーを持って生きていけるようがんばります。主人とも力を合わせて心の修行を日常からしていきたいと思います。
主人共にこの場で勉強させて頂き、本当にありがとうございました。


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